11話 ページ12
ピンポーン
ま「開いてるから入っていいよーー」
2度目の相川さんのお宅
インターホンを鳴らすと、聞き慣れた高音が...w
ちょいちょいっと前髪を直してからドアを開けた
そ「いらっしゃい」
『....?!』
てっきり相川さんが出てくる(いや、もともと相川さんしかいない...)と思っていた私は、考えてもいなかったイケメンさんの登場に心底驚いた
顔に出ていたのか、イケメンさんにクスッと笑われた
そ「あいつ今手が離せなくて」
〘そうなんですね。ごめんなさい、驚いちゃって〙
そ「俺が急に来たからねw......2人が良かったでしょ?ごめんね」
リビングに居ると思うから。なんて言いながら案内してくれるイケメンさん
というか、すごい爆弾落としていったくない?
「2人が良かったでしょ?」って言ったよね!?
い、や......そうかも知れないけど!!!
私ですらまだ良くわかったないのになんで知られてるんだぁぁぁ!
(ふぅ...落ち着け..カマかけられただけだってw)
それにあの人は本人に告げ口するようなタイプじゃないと思う
勘だけど......
そ「大丈夫?」
〘あ、すみません〙
玄関で立ち止まったまま脳内会議を繰り広げていた私
一向についてこないから心配されちゃったw
〘そういえば、私自己紹介してないですね〙
そ「そうだっけ....あー、俺もしてないね」
あだ名?は知ってるけど本名は聞いてないなと不意に思い出した
〘紗耶波 Aです〙
そ「一ノ瀬 彼方です」
〘....てっきり空とか入ってる名前だと思ってました〙
そ「え?なんで?」
〘この前「そらるさん」って呼ばれてたから...〙
そ「あぁ、それねw....すぐわかると思うよ」
(?)
少し疑問に思ったものの
目の前の綺麗に笑う一ノ瀬さんを見るとそんな疑問はあまり意味が無いように思えた
そ「あとさ、敬語じゃなくていいよ。呼び方も下でいいから」
急ですね?!!
見るからに年上そうだし、何より人間不信気味の私には多少荷が重いのですけれど....
〘失礼ですけど、年齢って....〙
そ「32」
ですよね!!年上ですよね!!
それもかなりの先輩だけど...
〘じゃぁ、名前だけ。タメは流石に厳しいです〙
そ「えーーー。まぁ....いっか」
(にしても32には見えないな..)
え?だってお肌つやつやなんだもん
羨ましいわ...
.
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
LiLiKa(プロフ) - ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫))さん» ありがとうございます!最近どのお話も全く手がつけられてないのですが、また時間が空いた時に描きたいですね! (12月14日 11時) (レス) id: 5f05194811 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (12月7日 13時) (レス) @page47 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
LiLiKa(プロフ) - ましろさん» すみません!ありがとうございます! (2021年7月31日 17時) (レス) id: ef0b88e85e (このIDを非表示/違反報告)
ましろ - 面7話が抜けてますよ (2021年7月31日 2時) (レス) id: e906b0e1fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:LiLiKa | 作成日時:2021年7月8日 22時