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｢〜っていうのがあったんすよ｣
｢へぇ〜。Aちゃんも難しいこと考えんねんなぁ。グルちゃんに聞かしたったら喜ぶんちゃう？｣
｢さっき言いに行きました｣
｢さすがショッピ君、優秀｣
ショッピ君にAちゃんの話を聞きながら食堂へと向かう
僕もハッキングの勉強しよかなぁ
｢Aちゃんハッキングで忙しいんやったら、情報整理手伝いに行こかな〜！僕もAちゃんと仲良くなりたい！｣
｢俺は別に…仲良なったわけやないですけど｣
そう言いつつ彼の表情は満更でもない
茶色のくせっ毛が機嫌良さげに揺れていて、昨日までAちゃんを警戒してたのが嘘みたい
きっと信じるきっかけが欲しかっただけなんやろな
｢僕なんかあれやで？こないだすれ違った時に｢お疲れ〜今日も美人やね｣て言うたら『空軍総監は今日もナンパですか』て言われてんで！？｣
｢俺に言わんでくださいよ…女の香水でもついてたんちゃいます？｣
｢あ…｣
確かにあの日はミコちゃんの香水キツかったなぁ、うつった？なんて頭をひねれば隣でため息をつく副総監。僕も名前で呼ばれたい…
｢…よし、決めた！今日はAちゃんの隣座る！｣
｢大先生の席はゾムさんの横でしょ｣
｢ショッピ君、1日ぐらい食害席変わってくれてもええやん？｣
｢嫌です。てかどうせAさんの横はロボロさんですって｣
｢あんなチビどかしたらええねん！｣
意気込んで扉を開けば、まだAちゃんもゾムも来てなくて席は空いていた
よっしゃ！もろたで…！と、ガッツポーズした後ろからガシッと掴まれる肩
｢だぁいせんせぇ、なんや食う気満々やん！｣
｢あ、兄貴！ちゃうんですこれはその、！｣
あ、Aちゃんの隣座る言うたらゾムさんに殺される気する
為す術なく、ズルズルと席に引きずられて行った
｢…ロボロとA、遅ないか？｣
｢インカムで呼んでも、応答ないんですけど…｣
｢グルッペン、何か聞いてるめう？｣
｢何も。｣
スっと背筋が冷える
Aちゃんだけならともかく、ロボロが彼女の飯抜きを許すとは思えない
｢あ…、俺夕方ロボロ見たで｣
｢どこでや！？｣
｢外。ロボロ1人だけでどっか行くんは見た｣
ゾムの言葉から推察するなら、ロボロが帰ってなくてAちゃんが職場に篭ってるのか
｢僕見てくるわ！｣
昼食の時、2人に変わった様子はなかった
どうか杞憂であってほしいと思いながら、セキュリティルームの扉を開く
無感情に光る大きなモニター
2つの椅子は、もぬけの殻だった
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亀丸(プロフ) - この小説に惚れて貴方様の前作も見てきました…テンポがよく一晩で読み切ってしまうほど面白かったです。今作はハッカーの話ということでこれまたダークな感じが見え隠れしていてとても楽しいです。今後の活動も応援しております (2019年11月7日 23時) (
レス) id: 072776d0d0 (このIDを非表示/違反報告)
カオル - 性癖ドストライク (2019年11月7日 0時) (レス) id: 251e5ea021 (このIDを非表示/違反報告)
遊 - めっちゃすきです！！いやもうこの小説に出たいくらい！！！(何言ってんだこいつ)もう、いや、もう！ほんとすきです！これからも頑張ってください！！！！ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 49b5a0c72b (このIDを非表示/違反報告)
ゴミ箱には夢と希望が詰まってる。 - wrwrdさんの話を漁っていて面白そうだなーと思い見ました。そしたら、おぉーすげぇとなり。メンバーの紹介文で笑いました。面白くてすきです。最新頑張ってください。 (2019年11月6日 20時) (レス) id: 569861b1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レック | 作成日時：2019年11月4日 18時
