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個別訓練最終日･･･
あたしは、ずっとリヴァイの監視のもと、2週間トレーニングを積んだ。
足がつって少し休んだ日からは、自分の体の声に耳を澄まし、ムリを重ねないようにすることにも慣れてきた。
前は、そんなことをコントロールするのも自然とできていたのに、体がなまるとそういうことにも鈍くなってしまうのだと改めて知る。
そして･･･今日までに知ったことがもう1つある。
あの日･･･
エルヴィンと講義室で話した日･･･
エルヴィンと話しながら、あたしは心の中の暗がりで誰かを見ていた。
孤独という暗闇の中、ずっと1人で探していた出口の扉。
それを静かに照らす人･･･
ただ黙って、あたしを見つめて、小さな光を放っている。
その人の持つ光は、今にも消えそうなほど小さいのに、あたしの目にはまぶしくて･･･
目を開けてはいられず、顔は見えなかった。
でも、感じることができるその人の温もりを、あたしはわかっていた。
エルヴィンを前にした自分の中で、そんな
でもその一瞬で、あたしを照らすその人の温もりに･･･、
愛しさを感じている自分を、知った。
リ「･････おい」
････あ。
まずい。
座学の最中だった。
リヴァイが、不機嫌な表情であたしを見ている。
リ「集中しろ。壁外で死にてぇのか」
「･･･ごめん」
リ「そんなチンケな気構えで幹部が務まると思ってんのか。3年前のようにエルヴィンに甘やかされてチヤホヤされるほど、今の調査兵団は甘かねぇ」
「な････」
なんでそんな言い方･･･
今週になってから、リヴァイの飛ばす
講義室の教壇に立つリヴァイを少しにらむ。
でも、あたしはすぐ目を伏せてしまった。
もしかしたら、3年前はそうだったのかもしれない･･･自分が気づいていないだけで･･･
リ「今日、このあとテストだ」
「･･･テスト･･･？」
リ「立体機動でオレと勝負しろ。巨人の討伐数を競う」
「そんなの･･」
リ「勝てるわけない、か？･･･お前にやるかやらないかを聞いてるんじゃねぇ。これは命令だ」
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ico(プロフ) - ユイさん» ユイさん！！ごめんなさい、コメントを頂いていた通知がなぜか来ていなくて、今初めて気づきました(>人<)凄く嬉しい事を言って下さっているのに…。リヴァイに惚れて下さったなんて、もうこんな幸せなことはありません。今後ともリヴァイをよろしくお願いします！ (2017年12月20日 10時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 進撃の巨人、あまり知らなかったんですがこれを読んで原作も見ようと思いました!それとリヴァイに惚れた (2017年11月23日 19時) (レス) id: 14b416d5bf (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - さらさん» 一から読んで頂けてすごく嬉しいです！リヴァイへのお褒めの言葉、更新へのエール、ありがとうございます！絶対頑張ります！ (2017年11月16日 0時) (レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
さら - 今日この小説見つけて、一から読みました！リヴァイ格好いいです！最高です！更新頑張って下さい！ (2017年11月15日 16時) (レス) id: 2755443495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2017年11月7日 21時
