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*
……SIDE IS リヴァイ……
その瞬間、Aが安心したように微笑んだ。
ハ「では、指輪の交換を」
ハンジが、服のポケットから小さな箱を取り出す。
慎重に開いたその箱の中には、金属製のネックレスとガラスのようなものでできたピアスが入っていた。
「リヴァイは指輪なんて絶対しないと思って。シンプルなネックレスを用意したの」
オレが不可解な顔をしたからか、Aが言う。
リ「お前も指輪じゃねえが･･･いいのか」
「うん。指輪だと、調査兵団の任務中になくしたり壊れたりしそうで」
言いながら、嬉しそうにピアスを見て続ける。
「これ、エレンが硬質化した時の素材で出来てるピアスなの。ハンジの研究コレクションの中にあったかけらで、作ってもらったんだ。だから、ガラスよりめっちゃ
Aはそう言って力強く笑う。
ハ「リヴァイのネックレスも最高級の素材でできてる。なんせ、ヒストリア女王からの贈り物だ」
リ「そうか･･･」
オレは箱からピアスを取り出し、Aの耳元へ通した。
ロ「おぉ･･･ママそれすっげぇきれいだな」
それまで場の空気にのまれてか、Aの隣で一言も言葉を発さなかったロヴィルがAを見上げて顔を輝かせた。
「でしょ」
嬉しそうに、Aがロヴィルに耳元を見せる。
ハ「はい、じゃあ次はA、リヴァイにネックレスかけて」
「うん」
ハンジに
ｼｬﾗ･･･
細めのチェーンネックレスが涼しげに音を立てた。
オレの正面に至近距離まで近づき、Aが両手を首の後ろへ回す。
「･･･あれ････こっちからだと･･うまくつけられないや」
留め金がうまくはまらず、Aはその体勢のまま焦っている。
リ「落ち着け。集中しろ」
間近にあるAの目につぶやく。
「うん･･･」
Aは頷いて目を閉じた。
指先に意識を集中させて留め金をはめようとしているのだろう。
オレは首を少しAのほうへ傾けた。
その時、
ﾘｰﾝ、ｺﾞｰｰｰﾝ････
遠くから鐘の音が聞こえた。
*
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ico(プロフ) - ああさん» 私も同じく、完結できた瞬間言葉にならない幸福感でいっぱいでした♡それぞれのキャラの言葉が響き届いたのは、原作キャラの素晴らしさゆえかと思いますが、やはり素直に嬉しいです。身に余るお褒めの言葉に、また書きたくなりました！(長文大歓迎) (10月10日 11時) (
レス) id: d2213b78f9 (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - ああさん» とても長いお話なのに、ずっと応援して下さってここまで読了して頂き…素敵なコメントまで、本当に嬉しいです！前作「お前が女で〜」に留まらずこちらでも感動して下さったとの事、お伝え頂き心から深謝です。 (10月10日 11時) (レス) id: d2213b78f9 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 完結してハッピーエンドで終われて私は言葉で表せられないくらいに嬉しいです。 キャラクター一人一人の励ましの言葉や自分に呼びかけてくれている言葉に感動しました。 神作を私達に提供してくださりありがとうございました。（長文失礼しました） (10月5日 22時) (レス) id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - まずは完結おめでとうございます！ この小説をずっと応援し続けていました 期待を超えるような文才と表現力に圧倒されしまいには感動して涙が止まりませんでした。 私はこの作品に出会えて良かったと思いました。 もうこの作品の続編が見れなくなるのは寂しいですが (10月5日 22時) (レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
ico(プロフ) - きなこさん» きなこさん！！コメントありがとうございます！！なんて嬉しいお言葉を下さるんでしょう…感涙モノです！！ややこしくて読みづらい部分もおありでしたでしょうに、最後まで愛読して頂き、今後のエールまで…深謝です！！！ (2020年11月1日 22時) (レス) id: d2213b78f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年9月20日 16時
