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ハ「まっ、いいや。新兵でもいじって暇つぶそうっと」
リ「暇ならエルヴィンに手を貸してやれ」
ハ「エルヴィンは早寝早起きタイプだから。早朝にあれこれ仕事やるんだもん、私は完全に夜型人間。彼とはバイオリズムが合わない。残念だ」
リ「ほざいてろ」
リヴァイはそう言い捨てて、スタスタと廊下を歩いていく。
「ハンジも泳ぎに来ない？気持ちいいよ」
ハ「折角だけど2人の邪魔をするような
ハンジが、わざと格好をつけて低い声を出す。
「邪魔じゃないよ別に」
ハ「いいんだよ。2人が元気ならそれで」
「え？」
ハ「リヴァイの主要部下が一気にいなくなって･･･ちょっと寂しいんじゃないかと思ってさ」
そっか･･･
初めから、ハンジはお酒が飲みたかった訳じゃないんだ･･･
リヴァイの、ため込んでる
「ハンジありがと」
ハ「なんてことない。ただ、リヴァイのあの足は心配だ」
「うん･･･顔に出さないからどのくらい痛むのか分からないけど、ドクターからしばらくは戦闘に参加するなって言われてる」
ハ「やっぱりか･･･」
明後日の作戦への関わり方も、今までとは違うものになるはず。
リヴァイはきっともどかしいだろうけど。
ハ「血が騒ぐだろねぇ、彼のことだから」
「そんな楽しそうな顔してたら、またお尻やられるよ」
ニヒヒ、と笑うハンジの耳に顔を寄せて忠告をする。
ハ「足を負傷してるとそれも出来ないね！わはははは〜！」
大声で笑うハンジにつられて、思わずあたしも笑ってしまう。
ハンジといると、悲しさも憂いも居場所をなくして消えてしまう。
周りに元気を伝染させるパワーが、ハンジにはある。
そんなハンジが、すごく好きだ。
ハ「あっ、リヴァイ行っちゃったね、追っかけないと」
「すぐ追いつけるよ」
ハ「じゃ、私は研究室に戻るかな。報告書の作成は講義室で、だったね。あとで向かうよ」
「うん、あたしも」
会議の終わりにエルヴィンから指示された報告書の作成。
ちょっと面倒なのと、今回の悲しい報告とで気が重い。
でも、それも仕事の
ハ「じゃあまたあとでねぇ〜！」
あたしの表情に気づいてか、ハンジは明るい声でそう言って片手を上げ、廊下を去っていった。
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ico(プロフ) - サニーさん» 嬉しい声援ありがとうございます(^^)/ 更新がんばります！ (2018年7月23日 21時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 続きが気になる作品なので更新頑張ってください！q(^-^q) (2018年7月22日 20時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年7月4日 11時
