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ﾊﾟﾀﾝ･･･
会議室の扉を閉めて、あたしはリヴァイと並んで廊下に出た。
あたしたちよりも先に出たエレンたちを見送って、リヴァイに話しかける。
「大丈夫かな、エレン･･･」
リ「一番吠えてたヤツが一番覚悟が甘い。だがアイツも覚悟さえ出来りゃ、しっかり使えるはずだ」
リヴァイがエレンたちの消えた方を見る。
ｺﾂ･･･
廊下へ足を踏み出し、ゆっくりと歩き出す。
「･･･少し前にね、ミカサと食堂で話したんだけど、その時に彼女が言ってたの、『エレンは友達が少なかった』って」
廊下を進みながら、あたしはリヴァイに打ち明けた。
「多分、調査兵団で出会った仲間は、エレンにとって少し特別なんじゃないかと思う。だから、
リ「わからなくはないがな･･･だが、アイツは図らずも巨人化する体に生まれちまった。それは背負ってもらうしかねぇ･･･誰にもどうにもできねぇ」
リヴァイの言うことも、もっともだ。
本当に･･･なんて残酷な世界なんだろう。
純粋に
時々、そんな風に
リ「とにかく明後日だ。A、お前も体を整えておけ」
「だね。そういや最近、湖に行けてないなって思ってたんだ」
リ「付き合ってやる。行く前に声をかけろ」
「ありがと」
作戦の決行は明後日か･･･
なら、今晩少し湖へ行って、明日の晩は早めに寝よう。
ハ「お2人さ〜ん♪」
後ろから能天気な声がして振り向くと、ハンジがあたしたちを追いかけて軽やかに近づいてくるところだった。
ハ「ねぇねぇ、今晩あいてる？どう？酒盛りでも」
クイクイ、と手でグラスをあおるジェスチャーをしてあたしたちを誘う。
リ「バカか、クソメガネ。そういうのは祝杯まで取っとけ」
ハ「違うんだよ、リヴァイ。人類滅亡がチラつく今！この時に！こんな時だからこそ！飲もっ！！」
リ「テメェ、センチメンタル気取ってるつもりか。やめろ、
「ハンジ、ごめん。ここんとこ全然泳ぎに行けてなかったから今日行こうかと思ってて」
ハ「えぇ〜！なんてクソ真面目なんだA！」
「褒めてるのかそうじゃないのか･･･」
ハ「両方だよ〜真面目なとこ好きだけど、
ぷっ･･
なんか子どもみたい、ハンジ。
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ico(プロフ) - サニーさん» 嬉しい声援ありがとうございます(^^)/ 更新がんばります！ (2018年7月23日 21時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 続きが気になる作品なので更新頑張ってください！q(^-^q) (2018年7月22日 20時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年7月4日 11時
