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*
……SIDE IS リヴァイ……
ジ「あの、ところで･･･」
リ「なんだ」
ジ「ミカサからリヴァイ兵長がおれを探してるって聞いて、おれ、宿舎の中を見て回ってて気づいたんですけど、Aさん、いなくないですか？」
リ「なんだと」
Aがいない？
リ「そんなはずはない。このあとオレと水泳トレーニングの予定だ」
ジ「そうですか･･･。ただ･･･コニーが、Aさんが馬小屋のほうに行ったのを見たって言ってて･･･Aさんよく馬の世話してたから、気にしてなかったんですけど、でも今ここに来てみてもいな････あ、兵長」
オレはジャンの言葉を最後まで聞かず、自分たちの愛馬の並ぶ列へ走った。
リ「！」
Aの愛馬が繋がれているはずの場所に、馬はいない。
リ「クソッ！！」
ジ「どうしたんですか･･･」
オレのあとを追って来たジャンが、平常心を欠いたオレに気づいて声をかける。
リ「エルヴィンに報せろ。Aが消えたと。オレが追う。いいか、エルヴィン以外の誰にも言うな！」
言いながら、オレはそばに繋がれている愛馬へ飛び乗った。
ジ「えっ!? ちょっと･･･兵長！状況が飲み込めません！」
リ「うるせぇ！さっさと行け！Aの命がかかっている！」
ジ「ッはい！！」
命と聞いて急に焦りを見せ、ジャンは馬小屋を出て行った。
それと同時に、オレは手綱を強く引いて馬小屋から駆け出した。
クソッ。
オレに黙って1人で出ていくなど有り得ない。
ということは敵に出し抜かれた可能性が高い。
どこへ行った･･･！
敵がAを連れ出したのか･･･
それともAが自ら向かったのか･･･
待て･･･Aの愛馬が消えているということは、A自身が乗っていったと考えるのが自然だ。
なら、後者だ。
Aは自らどこかへ向かったとまず仮定する。
Aを呼び出すのに不自然ではない場所･･･
敵ならどう考える。
敵は元104期訓練兵･･･
Aと寝食を共にした仲だ、Aの好みや習慣を知っている。
好み･･･習慣･･･
アイツが馬で向かう場所･･･
オレは必死で考えた。
ﾋﾟｷ･･･
リ「･･･っ！」
クソッ･･･
足の痛みが邪魔で速く走れねぇ･･･！
A･･･！
無事でいろ･･･！
絶対に死ぬな･･ッ･･･！
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ico(プロフ) - サニーさん» 嬉しい声援ありがとうございます(^^)/ 更新がんばります！ (2018年7月23日 21時) (
レス) id: ba96530b2c (このIDを非表示/違反報告)
サニー(プロフ) - 続きが気になる作品なので更新頑張ってください！q(^-^q) (2018年7月22日 20時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ico | 作成日時：2018年7月4日 11時
