Lv08 付き合って1年 ページ10
思い出すとめっちゃ懐かしくて涙出てくる…
5ヶ月前だけど…
家に帰ってる途中、小さい公園に寄った
ベンチに座ると、大きな声が聞こえてきた
「じゃあ、また明日な！」
「あぁ！ばいばい！」
「ばいばいは悲しいから、またね！にしようぜ！」
「そうだな！またなー！」
「またねー！」
すると、7歳くらいの男の子2人が約束をしていた
指切りげんまん、だっけ。それしてた
小さい頃はよくしてたなぁ…
「なんで男なんて見てるんすか」
『え？』
え？
『え、なんとなく、可愛いから…』
「…そうですか」
ん？？
『可愛い約束だなぁ…』
「小さい子は、可愛いんですか」
なんか今日山田くんおかしくない？
『う、うん？やっぱり、子供は可愛いよね〜……』
…
「Aさんは、可愛い系男子と…カッコいい系男子…どっちが好きですか？」
『うーん、可愛くて甘えてくるのもいいけど…カッコよくていつでも頼れるのもいいなぁ…』
「結局、誰でもいいってことですね」
どう受け取ったらそうなるの…？
『え！？ち、違うって！』
「冗談ですよ…」
あぁ、安心…
「でも、そんなに違う男ばっか見てると俺だって嫉妬しますよ」
やっぱり山田くん今日おかしい
あんなに想いを簡単に伝えてこない山田くんがこんなに…
「Aさんは、俺が嫉妬してるなんて知らないでしょうけど、子供にだって嫉妬しますよ」
「だから、俺を安心させてください」
いつの間に、ベンチの1番端に座っていた山田くんは私のすぐ隣りにいた
『え、山田く、ん』
私が彼の名前を呼んだ次の瞬間、
付き合って1年、私が待っていたかもしれない
キスをした
すぐに唇は離れてしまったけど、
「ずっと、俺だけ見ててくださいね」
しっかりと重なった唇にはまだ温もりが残っていて
私の顔の熱さは治まらなかった
恥ずかしくて、山田くんの言葉に答える暇もなくて、私は頷くことしか出来なかった
「わぁー！ねぇねとにぃに！ちゅーしたー！！」
周りにいた女の子が大声を出して恥ずかしいことを言って、私の顔はさらに赤くなる
「顔、真っ赤ですよ」
『うっ、うるさい！！』
「いちゃいちゃしてるー！ままー！見てー！」
「こういうのはね、お邪魔しちゃダメなのよ」
「安心できました。ありがとうございます。約束してくださいね。俺しか見ないって」
約束は苦手だ
だって、全部叶うはずないから…
でも、この約束なら…守れるかもしれない
Lv09 ズルすぎる山田くん→←Lv07 たくま許さない！！
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ミユカ - 応援してますっ！！fightー！！ (6月10日 16時) (
レス) id: 9ee8a1e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミレア(プロフ) - ミユカさん» はい！頑張ります✊ (6月4日 19時) (レス) id: 09815e7bdb (このIDを非表示/違反報告)
ミユカ - た､大変ですね(･･;)頑張って下さい！！ (6月4日 16時) (レス) id: 9ee8a1e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミレア(プロフ) - ひなさん» 嬉しいです！ありがとうございます！凄いですね…言葉って。その一言で頑張れちゃいます！ (6月4日 6時) (レス) id: 09815e7bdb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - ヤバい…この小説大好きすぎる (6月4日 4時) (レス) @page30 id: 037951841d (このIDを非表示/違反報告)
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