【進撃の巨人】兵長の想い人はﾐｶｻの姉!?【ﾘｳﾞｧｲ】

第５話 ページ6

A視点


入団式から数ヶ月が経ち、

立体機動や対人格闘の訓練もある程度進んだ。


レ「A�・、また来てるわね�・リヴァイ兵長」


ﾆﾔﾆﾔしながらそう言うのは同期のレンカ。

女の子らしい口調なのに、

サバサバした性格の同い年の子。

入団式のときに仲良くなった子で、

その時兵長と目があってたのを見られてて

それ以来からかわれている。


貴「…用があるなら話に来ればいいだろ」

レ「ｸｽｸｽ」


ーそう。

兵長は入団式以降必ずといっていいほど

訓練場に姿を現している。

時間帯はバラバラだけどな。

訓練兵に指導するわけでもなく、

教官に用があるわけでもなく、

ただジッとこちらを見ているのだ。

……兵長って暇なのか？


貴「気が散るよ…」


ため息を尽きながら、

レンカとの格闘訓練を続ける。

だが、次の瞬間。

レンカが面白そうに笑いながら放った一言に

気を取られてしまい、思わず動揺してしまった。


レ「嬉しいくせに♪」

貴「ーなｯ!?///」








ﾀﾞｧﾝｯ









訓練場に響いた音。

私が動揺の余り、手加減を忘れて

勢い良くレンカを投げた音だった……









……ごめん、レンカ…

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