【進撃の巨人】兵長の想い人はﾐｶｻの姉!?【ﾘｳﾞｧｲ】

第14話 ページ16

A視点




突然団長から呼び出されて

ﾘｳﾞｧｲ班に所属となって数日が経った。

特に何かが起こった訳ではないけれど、

何故か何をするにも私の側には

いつもﾘｳﾞｧｲ兵長がいた。


……………。

なんだこれは。

何かの罰ゲームなのか。

私は何もしてない…はずだ。(不安)



ﾘ「…おい」


何故兵長はずっと側にいるんだ。

兵長という立場は暇じゃないはずだろう。

しかも人類最強と言われる男だ。

並大抵の精神では潰されてしまうだろう多大な期待と圧力が

このｸｿﾁﾋﾞの双肩にかかっているんだよな…


ﾘ「…おい、A」


そんな人が、何故たかが一兵士である私の側にいるんだ。

…やはり、暇なのだろうか。


ﾘ「A！」

ガシッと肩をつかまれるまで、

呼ばれていることに気付かなかった。


貴「うわ！な、何ですか！？」


ﾘ「…黙って聞いていれば、

　 結構な言い草だな。」


……へ！？


ﾘ「俺はいつも暇なわけではない。

　 そして、二度とｸｿﾁﾋﾞと言うな。」


貴「な、何で…」


ﾘ「…全て声に出ていた。」


マジか…

A…一生の不覚。


ﾘ「…今後またｸｿﾁﾋﾞなどと言えば…」


貴「？」


兵長が言おうとしている事が読み取れず、

首を傾げていると、突然









どんっ






後ろにあった壁に両手をついた兵長に

逃げられないよう閉じ込められてしまった。

いわゆる壁ﾄﾞﾝと言われる状況。








こ、これって…

どういう事！？

第15話→←第13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す