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�� ページ36
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……待ってる義理ないし、いいや。
どっかフラフラして時間潰そ。
シレ〜っと抜け出すのは日頃のサークルの飲み会でお手の物だから、樹くんと相手の女性に気づかれずにその場を離れた。
あ、この服可愛いかも。
あぁ…でも少し高いな。
こっちのカットソーも良いなぁ。
このお店服も可愛いけど小物も可愛い。
あ、ピンキーリング可愛い。
えっ、安い！
買っちゃお。
レジに向かおうとすると、
低い声で「おい。」と声をかけられた。
『あ、樹くん。お話終わった？ちょっと待ってね、これ可愛いから買ってくる。』
……樹くんめっちゃ怒ってるんだけど。
どちらかと言わなくても怒るの私じゃないの？
………こっわぁ、あの顔。
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作者名：まかな
| 作成日時：2020年10月18日 20時
