君が何と言おうとも、僕は運命を抱き締める。

第6話〜心残り〜 ページ9

漣sibe

｢ふぁー｣

普通にベッドに起きたんだが

何十年も前の夢を見たな

あの姉ちゃんきっとトラウマになっているだろうな

そりゃそうか自分が殺されそうになったんだからな

思い出すたびエーテル=クーマリンは憎たらしい存在だよな

オレは女性恐怖症的なものらしい

だけどあの姉ちゃんだけは大丈夫らしい

今日も女性と避けて暮らしていく

そういえばあの姉ちゃんは何処(どこ)に居るのだろうか？

死んでるわけはなさそうだし

きっと何処かで密かに暮らして居そう

あの姉ちゃんの名前聞いとけば良かった

オレにも能力(スペシャルパワー)があればいいのに

そしたらもっと犠牲を減らせたかもしれない

まだ持っていないんだ

確かに生涯持たない奴もいるが、生まれつき持っている奴もいる

でも生まれつき扱えるやつは天才と呼ばれている

生まれつき扱えるやつは全然いない

でも１人でも救えたからって、良いわけではない

でも昔の事を悔やんでも意味がない

それならこれからどうやってあのようなことがおきないように生きていくのかを考えなければ

今日は何をしよう？

最近狼月族が夜に来ているから、会ってみようか

それか、最近出てきた。魔術師について調べるか

よし、魔術師について調べるか

図書館に行ってみるか









よし、ついた調べてみるか

魔術師について

名前
希久弥 颯天 ｷｸﾔ ﾊﾔﾃ

属性
火 闇 治癒

能力
強化&弱体

魔術は何時から
紅い月が出たときに

何族でもない

実力 10中
武術 4
魔術 8
治癒 6

中々の実力者だな

特に治癒は嬉しい

妖術は扱えるのはいないみたいだな

そのうち現れるだろう

この颯天を吸血鬼族に入れればいいのに

そんな事は放置していて狼月族との親睦を深めている

探してみようか、あの姉ちゃんを探すついでに

そもそも吸血鬼族は日光が駄目だから、暗い所を中心に夜に探してみるか

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