君が何と言おうとも、僕は運命を抱き締める。

第18話〜悲しい過去〜 ページ21

颯天sibe

腕が痛くて目を開けたら

『お前がいけないんだ！お前が居るから俺達の事を見てくれないんだ！』

ん？あれ？どうして君達が居るの？どうして僕は傷が付いているの？

なんでなの？

『なんか言いなさいよ！』

バチッッ

痛っ

理不尽だよね。僕の努力の量を知らないくせに何故頬を叩くの？いじめるの？

『もしかしてあたし達が怖いの〜？そうだったらウケるー(笑)』

やっぱり君達はそう言う考えにつくんだね

本当の事を言うとめんどくさいから言わないだけなんだけどね。

『お前は良いよな？天才で努力しないでも良いんだよな？なのに俺達は努力しないといけないんだよ！』

はい？あのね。君達や他の人達が僕の事を勝手に天才とか言うからいけないんじゃないの？

そもそも努力しかしてないのに……ずっと籠って勉強をしてたのに

そろそろ頭に来たから言い返そう

『馬鹿だよね？君達。僕の事を勝手に言って決め付けて、君達はずっと外で遊んでたじゃないかな？それを努力しているかのように言われるのは困るんだけど』

これで食い下がるのね？普段無口で言い返しもしてなかったから

早くお家に戻ってお母様とお話したいのに

『ふん！急に生意気になって！どうせ私達を見下しているんでしょ！？』

ドンッッ！

見下して無いのに……なんでそう言う結論になるの？

バチッッ！

なんで僕はこんな運命なの？残酷だよね？お父様にも殴られるし

これを虐待って言うよね？厳しいにも程があるよ









誰か…誰でも良いから……僕の事を…助けて…





間違えた道を…正して貰える…かな？





僕は…こんな運命に…抗いたい………






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一回書いたのに消えた(´・c_・`)
遅れてごめんなさい

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