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電車を下り、改札を抜けて、都会だった場所から少し田舎になる

「懐かしいですね…」

辺りを見渡しながら、あの時はこんなふうだったとかまるで走馬灯のように目の前を通る

きゃっ、きゃっ、と聞き覚えのある声が聞こえてくる方を向けば、前にビクスのメンバーでお花見に来た場所だと思われるところを見つけた

「テグンさん!」
L「…」

テグンオッパにもここだとわかったのかもしれない

L「行こうか…」
「はい」

道から下への斜面にかかる簡易な階段を下りて、平らな場所につく

沢山の木が植えられていて、春には満開の桜を咲かせる

韓国でもここが一番有名な場所だ

でも花見の時以外に人はいない

L「ここで僕らは出会ってたんだね…」
「え?私とテグンさんが?でも!」
L「知らなくて当然だよ。Aさんはわすれているのだから」
「私…が…?」

テグンオッパの悲しそうな瞳の奥を覗きこんだ途端に膨大な量の記憶が流れこんできた

「これ…私?」

斜面になっている草むらで座り込んで泣いていた

「あぁ…あ…」

頭が痛い

テグンオッパに出会った私はテグンオッパに会いたくてあの場所へ通い続けていた

いつものようにテグンオッパに会えるかわからないのに私はあの場所へ行くために駅の改札を抜けた

その反対車線

テグンオッパを見つけた

偶然にも信号が変った

私は前へ進んだ

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作品ジャンル:恋愛
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Lovevixx - テグナ... (2015年9月22日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちびっくす - レオLOVEさん» 大好きだなんて…(T_T)ありがとうございます(T_T)頑張って更新しますね! (2015年8月24日 23時) (レス) id: 6ac3faa541 (このIDを非表示/違反報告)
レオLOVE - ちびっくすさんの作品が大好きで沢山のお話読まして頂きました!その中でも失った記憶が好きです!これからも更新楽しみにしています(*´ω`*)レオ君もちびっくすさんも頑張ってください!! (2015年8月23日 19時) (レス) id: e398f2f105 (このIDを非表示/違反報告)
lovevixx/rei - こうしんふぁいてぃん (2015年7月30日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE@VIXX/rei - テグナ...早く記憶戻って><更新ファイティン!! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 05f1980ac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびっくす | 作成日時:2015年5月12日 19時

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