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L side


目を覚ますと誰もいない宿舎でソファーに座っていた

辺りを見回してもやっぱり誰もいない

そして、記憶がない…

ビナを庇って車に跳ねられた。

それからがわからない

でも
あの車が誰で、どうしてビナを狙ったか…ある程度目星はついている

台所へ行くと料理しているAが振り返って

 「テグンオッパ♡」

可愛いあの声が僕を呼ぶ…

L「あぁ、◯◯◯…」

おかしい…全然違う名前だ…
頭ではわかってるはず…でも口に出すと違う名前が出てくる

 「テグンオッパ…私のこと忘れたの?」
L「そんなわけない」
 「じゃあ、私の名前は?」
L「◯◯◯!」
 「…テグンオッパ…名前まだ覚えてくれてなかったの?酷い…大っ嫌い!!」

愛おしいあの子は宿舎の扉を開けて出て行ってしまった。
僕も急いで後を追いかける
必死に名前を呼ぶのに段々あの子の名前、顔全てが頭の中から消え始めた

L「待って!A!!」

宿舎の扉を開くと同時に僕は目を覚ました


L「ここは…?」

知らない天井、宿舎でいたのは夢だったのだと気づく

布団に重みを感じて起き上がりながら下の方を向くと女の子が泣いていた…いや、泣き疲れて寝ていたと言ったところか

L「…いくらファンでもここまで着たらいけないだろ…」

寝ている女の子を揺すって起こす

 「あ、私…寝ちゃってt…!?」
L「ここで何してるの?」
 「テグンオッパ!?よかった…目が覚めて…(泣」

また泣きだしたかと思ったら外へ走って行き誰かを呼びに行った

N「テ、デグナー(泣!!」
HB「テグンヒョン(涙!!」

次々に僕の名前を呼ぶメンバー

今まで長い夢を見ていた気がする
 
 「本当によかった…テグンオッパぁ」

涙で顔を崩して僕に抱きついてこようとするファンの女の子

L「辞めて!」
全「え!?」
 「テグンオッパ?」
L「君は誰?」

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作品ジャンル:恋愛
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Lovevixx - テグナ... (2015年9月22日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちびっくす - レオLOVEさん» 大好きだなんて…(T_T)ありがとうございます(T_T)頑張って更新しますね! (2015年8月24日 23時) (レス) id: 6ac3faa541 (このIDを非表示/違反報告)
レオLOVE - ちびっくすさんの作品が大好きで沢山のお話読まして頂きました!その中でも失った記憶が好きです!これからも更新楽しみにしています(*´ω`*)レオ君もちびっくすさんも頑張ってください!! (2015年8月23日 19時) (レス) id: e398f2f105 (このIDを非表示/違反報告)
lovevixx/rei - こうしんふぁいてぃん (2015年7月30日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE@VIXX/rei - テグナ...早く記憶戻って><更新ファイティン!! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 05f1980ac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびっくす | 作成日時:2015年5月12日 19時

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