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L side

こんな真剣な話をするときにこんなTシャツ着てるのもどうかと思うけど、それはまぁ置いておこう

「私は貴方の彼女でした」

信じられなかった、自分の大事な人だけをわすれているなんて…
記憶喪失なんて言われても最初ははっきりと理解できなかった
だって、メンバーのこと、家族のこと、仕事のこと…全部覚えているのに…何よりも大事なはずの『彼女』を忘れている

僕は申し訳ないという精一杯の気持ちを込めて

ごめん

と彼女に言った。
こういう時、ほかに何を言えばいいかわからない。そんな時、自分がうざく思える。
一番辛い思いをしているのは彼女なのに、僕を抱きしめて慰めるようにしてくれた
焦って彼女から離れようとすると意外と力が強くて驚かされる

「ごめんなさい、少しだけこのまま…」

こういう時、抱きしめ返すのがいいのだろうけど、僕は目の前にいる小さな身体を抱きしめることができなかった

いつの間にか寝てしまってた僕はビナの叫び声で目が覚めた。
何の話かと狸寝入りしながら聞いていると
彼女がパリに行くとか僕にはそのこと言わないとか…彼女に限界が来ていたのだとか…うわっ!!

彼女が倒れると同時に僕は彼女の上に乗りかかってしまった
その下にはおそらくビナがいる

「テグンさん!」
HB「テグンひょん!!」

僕はここで、まるで今まで寝ていたかのような態度を取る
そして、
彼女からパリに行くことをちゃんと聞くことになる

「今回も悩んでいます。テグンさんならどうしたほうがいいと思いますか?」

この言葉が僕の頭の記憶の奥深くを突いた
ーテグンオッパ、私、離れたくない。でも、行かなきゃいけない…どうしたらいい?ー
ただ、誰が言ってたのか思い出せなかった

よくわからない。でもAさんが思うままに進めばいいと思う

これが今の僕に言えることだった

「テグンオッパ…」

ポロポロと水晶のような大粒の涙をこぼす彼女を僕は抱きしめた

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作品ジャンル:恋愛
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Lovevixx - テグナ... (2015年9月22日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちびっくす - レオLOVEさん» 大好きだなんて…(T_T)ありがとうございます(T_T)頑張って更新しますね! (2015年8月24日 23時) (レス) id: 6ac3faa541 (このIDを非表示/違反報告)
レオLOVE - ちびっくすさんの作品が大好きで沢山のお話読まして頂きました!その中でも失った記憶が好きです!これからも更新楽しみにしています(*´ω`*)レオ君もちびっくすさんも頑張ってください!! (2015年8月23日 19時) (レス) id: e398f2f105 (このIDを非表示/違反報告)
lovevixx/rei - こうしんふぁいてぃん (2015年7月30日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE@VIXX/rei - テグナ...早く記憶戻って><更新ファイティン!! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 05f1980ac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびっくす | 作成日時:2015年5月12日 19時

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