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ハギョンオッパの力を借りてテグンオッパの病室の前にまで来ることができた。
開けるのが怖い…今までのことが夢であってほしいとばかり考えてたが、現実はそうは行かない
勇気をだして病室の扉を開く
そこはテグンオッパだけの個室になっていて、1つあるベッドの上に横たわっている愛おしい人がいた
「テグンオッパ!」
力が入らない足を無理矢理動かしてテグンオッパに駆け寄った
N「あの日からもう3日経っている…何処にも異常はない。後は目を覚ますだけ」
「このまま…目を覚まさなかったら?」
N「Aちゃん…」
「もし、もしテグンオッパが起きてくれなかったら!?」
精神的にまだ安定していない私は目の前の現実を受け入れることができなくて叫んでしまう
そんな私の頭に手を置いて、ポンポンと柔らかく叩く
N「大丈夫だよ。今はまだ眠ってるだけ…ここ最近忙しくて寝る時間も少なかっただろうから」
ハギョンオッパの優しい声に涙が溢れてくる
N「ぐっすり眠って疲れが取れたら、テグナのことだから起きた途端にAちゃんから離れないかもしれないね」
冗談交じりに話すハギョンオッパ
多分一番辛いのはハギョンオッパ、彼が言う言葉はまるで自分にも言い聞かせているかのようだった
そして、ずっと私はテグンオッパの病室にいる。
もう1週間になる
私が願うのはただテグンオッパが目を覚ますだけ
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Lovevixx - テグナ... (2015年9月22日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちびっくす - レオLOVEさん» 大好きだなんて…(T_T)ありがとうございます(T_T)頑張って更新しますね! (2015年8月24日 23時) (レス) id: 6ac3faa541 (このIDを非表示/違反報告)
レオLOVE - ちびっくすさんの作品が大好きで沢山のお話読まして頂きました!その中でも失った記憶が好きです!これからも更新楽しみにしています(*´ω`*)レオ君もちびっくすさんも頑張ってください!! (2015年8月23日 19時) (レス) id: e398f2f105 (このIDを非表示/違反報告)
lovevixx/rei - こうしんふぁいてぃん (2015年7月30日 23時) (レス) id: 19a47d9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
LOVE@VIXX/rei - テグナ...早く記憶戻って><更新ファイティン!! (2015年7月15日 7時) (レス) id: 05f1980ac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちびっくす | 作成日時:2015年5月12日 19時