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真実とは ページ3

乱数side



乱「じゃあ真面目な話をするよ?」



いつものおどけた雰囲気じゃなく真面目な声を出すと一斉にこっちを向く



乱「最初に薄々感じてるだろうけどAは僕らを裏切ってない」



一「そしたらあいつらがいっていたことはどうなんだよ」



あいつら、とは一郎の弟と左馬刻の妹だろう




寂「それに関しては私が話すよ」



左「そいや、先生も調べるつってたな」



寂「そもそもマイク目当てでAさんを狙っていたのにテリトリーバトルにいたとき彼女がマイクを所持していたことが可笑しい」



確かにあの時胸の当たりが膨らんでたなぁ。変なフード被ってたからそっちに目がいってたやと思う



寂「それで私が考えた説は1つ。一郎くんと左馬刻くんの兄妹を人質に、彼女は政府に囚われた……」



乱「うん、その通りだよ寂雷」



左「なんでわかんだよ正解って」



乱「だって僕、政府の人と繋がってるから!」



そういうと、呆れてなんも言えねぇと返される



別に女関係ではないんだけどなぁ



一「それじゃあ、俺らは勝手に勘違いしてただけってことか?」



寂「いなくなった彼女を裏切ったと思ったと思った私たちが原因だね……」


左「確かに俺らも悪ぃがあいつもあいつだろ」


Aは俺らを頼んなかったからな……



そう呟く左馬刻の顔は彼女に恋してるそのものの表情で敵は欲しくないなぁと感じる



寂「それで、飴村くん。今Aさんはどこにいるのかわかるのかい?」



乱「わかるよ?」




一「俺は助けに行きたい。どこか教えてくれねぇか?」



乱「助けたい気持ちはみんな一緒だって!だからみんなで行くよ?」



左「ンなことわかってるつーの。んで?どこにいんだよあいつは?」




乱「中央区政府機関内地下独房Aの607号室」



一・左「「は??」」



乱「だから独房って」




一・左「「……………………は??」」




寂「あぁ、なるほど。飴村くんの言った意味がわかりました」



乱「さっすが寂雷!」



左「いやいやまてまて、どうやって助け出すんだよ」



乱「その作戦を今から言うよ!」





名付けて〜というとごくんと唾を飲む左馬刻と一郎




乱「囚われのじゃじゃ馬姫を連れ戻しにいく僕らThe Dirty Dawgは飛んで火に入る夏の虫にならないといいね大作戦!!」



一・左「「いや、長ぇよ」」

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作者名:愛音 | 作成日時:2019年6月23日 22時

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