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魔性の女【一郎編】 ページ20

一郎side




いつもみたいにパーカーとかではなくワンピできたこいつは年相応の大人らしさがでている




まぁ、ピンク色のワンポイントファッションといえばあいつがコーデを決めてあげたのか




一「今日の服似合ってるぞ」




そう伝えれば




『いやこれ乱数が買ったやつだから私は好きじゃない』




なんてやっぱり可愛いのは見た目だけだった





一「その服ブランドもんだろ」





そういうと、花柄は私似合わないもんなんて拗ねる




『個人的に一郎のパーカー欲しいんだけどなぁ』




一「やらねぇからな」





あからさまに強請ってくるAにダメだと釘をさす




前を歩いていく彼女は明らかにあそこに向かっていて、懐かしくて口元が緩む






『海………………行く??』



そう振り返りながら言われ



細く、白い肩を大胆に出した彼女は少し暑いのか首筋に汗をうっすらかいていて無性に手を出したくなる





一「おう」




乱数がAは人を無意識に魅了するのに長けてるよ、なんて言ってたのを思い出す





一「本気で化け物だな」




そういえば、えっ?!お化け?!どこ?!!なんて驚くA




一「なるほど。これがリアルなギャップ萌え」

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作者名:愛音 | 作成日時:2019年6月23日 22時

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