私たちはナカマ……？【過去編】 ページ9
Aside
誰かが政府と繋がって私のことを言っている
……………………誰が？？
膝の上に肘をおき、頬杖をついて考える
「新しいヒプノシスマイクだぜ。まぁ違法だけどなぁ」
「そりゃいいや、１回勝負しようや」
軽くため息をつく。確かに周りにいるやつがこれだとそんな噂できるのも当たり前か
「？どうしたんすか姐さん。あんま調子良くない感じするんすけど」
『いや、なんでもないよ。ちょっと外出てくるね』
作り笑顔は見破られていただろうか。そうっすかとだけ答えどこかへ行く1人の男
こいつは最近私に付きまとっている男。貧民街から来たという割には喋り方が板についているそんな変なやつだ
ヒプノシスマイクをポケットにぐいっと突っ込み外の空気を吸おうと拠点としている場所からでていく
本当ならここで誰かに私たちが狙われているぞと相談すべきなのかもしれない
『けどできないのは私もあいつらもお互いを信頼してないからだよなぁ』
と呟いて当てもなく歩き続ける
あいつら4人はお互いの心の内をさらけ出せるのだろうか
『少しだけ羨ましいな……』
子供の頃に比べたら私の周りには人がいるようになった
けどそれは私にとってナカマ？
いや、違う。あれは利害関係が一致してるだけ？それともただ私を崇拝してるだけ？
どちらでも胸くそ悪くなってきて足元にあった石を思いっきり蹴っ飛ばす
「ふふふ、Faith HHは足癖が悪いようで」
『あーっと、、、、完璧なフラグ回収ありがとうでも言おうか？』
「いえ、そんな必要はございませんよ」
目の前には明らかに政府だとわかるような格好をした女が数十人ぐらい
『いくら目をつけてるからってここまでするほど私って重要？』
「なんてったってヒプノシスマイクを所持する唯一の女ですからね」
『女とか男とか関係ないでしょ』
ポケットにヒプノシスマイク入れててよかったと思って私は取り出しスイッチを入れる
その瞬間周りの女どもも一斉につけ始める
『お手並み拝見……とか余裕なこと抜かせないほど手練っぽいね』
「私一人では敵いませんので。まぁ人数差は許してください」
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かなと - 貴方の新作ですが、オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月11日 18時) (
レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 理人さん» いつも愛読ありがとうございます！父にスマホ没収されているのですが母からたまに使っていいと言われるのでその時に更新バリバリしますね！ (2019年6月16日 12時) (レス) id: 68c7d180f7 (このIDを非表示/違反報告)
理人 - 続きめっちゃ気になりました！！更新待ってます！！ (2019年6月15日 16時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
愛音(プロフ) - 理人さん» 期待に答えられるよう頑張って更新していきます！ (2019年6月3日 21時) (レス) id: 68c7d180f7 (このIDを非表示/違反報告)
理人 - 『猿女のち彼女』も、とてもおもしろかったです!!!新作も楽しみにしてます!!! (2019年6月2日 21時) (レス) id: 1b1cdfc4cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛音 | 作成日時：2019年6月2日 14時
