猿女のち彼女【碧棺左馬刻】

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Aside


左「言っとくが、お前は自分が思ってる以上に隙だらけなんだよ」


といまさっきの行動を正当化したいのだろうか



『それなら左馬刻だっていつも女の子達に囲まれてるじゃないですか』



と嫌味ったらしく返せばじゃあ、といって彼は自身の首元をゆびさす



『首がどうしたんですか？』



と不思議に思って口に出すと



左「キスマーク。お前も俺様につけてみろや」



なんてニヤリと笑って返される



左「そうすりゃ女共もよってこねぇよ」



私が付けられないのをいいことに自分が女子に囲まれるのは仕方の無いことだと遠回しに言ってくる



無性にムカついて



『じゃあ付けてやりますよ』



と売り言葉に買い言葉



左「おー。やってみろや」



とか上から目線で挑発しやがってと内心悔しく思い彼の首元に私の唇を寄せる



最初に何回か軽く噛んで吸い付くと軽くんっ、と声が聞こえる



左「……そろそろいいんじゃねぇの？」



と言われ離れるときにさり気なくリップ音を立てて離れるとテクってきたなと誇らしげに言われる



左「いつもそんな風に大胆でもいいんだぜ？」



と嬉しそうな顔して言われるもんだから。
その表情をもっとみたいと思った自分がいたから。


『……たまにはしてあげますよ』


なんてらしくないこと。



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後日談



乱「あー！！これキスマークじゃん左馬刻！！」



左「ん？…………まぁな」


乱「無理やりAにさせるとかサイテー。左馬刻こわひー。」



左「無理やりじゃねぇっての」



乱「え、まさかAからやったの…？」



左「まぁ、そういうことだな」



乱「うわっ。Aに一体何したらそんなの付けてくれるわけ」



左「普通にプールで俺様がキスマつけてAの水着ぬがして軽くイかせた」





乱「左馬刻それ普通じゃないって。」

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