DAY37 ページ39
案外、彼はすぐに来てくれた
はじめの赤い車を借りてきたようだ
ようへい「おまたせー」
A「そんなに待ってないよ」
とりあえず助手席に乗ってシートベルトをする
それを確認してから、ようへいくんは車を動かし始めた
ようへい「ポケモンどうだった？」
A「面白かったよ」
ようへい「これでみんなでできるね」
A「うん…そういえばさ」
ようへい「ん？」
最近気になっていたことを
この際だから聞いてみることにした
A「ようへいくん、最近敬語じゃなくなったよね」
ようへい「え、そ、そう？」
A「なんか、距離ある感じだったからうれしいなーって」
ようへい「そりゃ……距離あるのはイヤだから…」
A「畑に馴染んできたって感じでいいと思う」
ようへい「ふふ、ありがと」
恥ずかしそうに笑う彼を見て
ふと、思っていることが口に出てしまった
A「イケメン先生だな…」
ようへい「え、なに？」
A「なんでもない！次、左折！」
ようへい「了解！」
思っていることを口に出してしまい、少しだけ焦った
聞かれていないのかと思って隣を見ると
耳が赤いのが分かる
聞こえてんじゃねぇか
そう思い、まあ顔が赤くなった
ようへい「つきました…」
A「よし…はじめとかに何か頼まれてないの？」
ようへい「はじめくんはなにも…たなっちがお菓子って言ってました」
A「またお菓子か…」
太るぞ、なんて言えないので黙っているが
そろそろ我慢してもいいと思う
たなっち用のお菓子を見ている間に
ようへいくんがどこかから帰ってきた
ようへい「これ、だいちくんにやっても大丈夫かな？」
A「んー迫力に欠ける？」
ようへい「あ、じゃあ後でヴィレヴァン行こう！」
A「デスソース買いに行くとかそんな感じ？」
ようへい「そういう感じｗ」
A「賛成ｗ」
ようへい「あ、ドクペ取ってくる！」
ようへいくんは思い出したようにドクペを取りに行き
私はたなっちへのお菓子を選び終わる
レジで会計を済ませ
ヴィレヴァンへ行くために車に乗り込む
A「杏仁豆腐おいしい？」
ようへい「ドクターペッパーね。おいしい」
A「杏仁豆腐の味がするとしか聞いたことないんだよね」
ようへい「飲んでみる？」
A「え」
そう言われると思っていなくて
変な声が出てしまった
これは…
もらってもいいやつなんでしょうか？
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nyanpiyo(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年12月3日 6時) (
レス) id: 70589ea164 (このIDを非表示/違反報告)
しょうたま(プロフ) - お気に入り作者登録しときました！ (2018年11月22日 15時) (レス) id: c45666d4a3 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 世現身(。。)さん» わかります、とても神ですよね(応援ありがとうございます！) (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - しょうたまさん» 読んでいただきありがとうございます！うれしいです…！ (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
世現身(。。) - ようへい先生ぇぇぇ！あいしてらぁぁぁぁあ！ようへい先生は神っすわ。(応援してます。) (2018年11月20日 23時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2018年10月2日 2時
