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said:yt




「ヤマ、最近、来てくれる頻度、
 多くなったことない?」



「うん?あ、そう?」





最近は、前より、頻度が増えて。




その度に、彼が、本格的に俺を思ってるんじゃないか、


なんて期待もして。




でも、毎回行為が終わると、
申し訳なさそうな顔をしている彼を見ると、




また少し、悲しくなって。



満たされては、減り、満たされては、減り。



その繰り返しだった。



次に行きたい。
何回そう思ったことか。



でも、そんな、悲しい笑顔も、
最近見せなくなった。



…もしかして。



ようやく、次に行けるんではないか。




そうあって欲しい。




このことを、喜んでいる俺は。



きっと、どうしようも無いクズだ。








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作者名:Mongen!? | 作成日時:2021年2月7日 18時

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