3 ページ3
.
気付いたら私はしっかり自分の家に帰り、しっかり靴を並べ、しっかりメイクを落とし、しっかり着替えてしっかり布団に入っていた。
昨日あれだけ飲んだのに、我ながらやるな、自分。
スマホを開くとユナから“送ってくれたんだね、ありがとう”とメッセージ。
そうかそこまでやったのか、自分で自分を褒める。
でも流石に身体がだるくて、とりあえず水でも飲もうとリビングへ向かう。
するとそこには、湯気の立った、美味しそうなお粥が置いてあった。
うん、自分偉.....い？
いや待てよまだ湯気が立っているということは作って間も無いという事だし昨日作っておいたとしてもこんなに温かいはずがないしよく考えてみればあそこで飲んでから全く記憶がないしこんなに完璧にこなせているのはおかしいのではなかろうか
ということは、誰.....？待って怖いもしかしてまだこの家にいたりする？でもここまでしてもらって怖いはちょっと失礼な気もするし......
結局家中を探し回ったが、誰もいなかった。
諦めてお粥を口に入れる。
うーん、美味しい！私の好きな沢庵が入ってるなんて、さすが分かってるね！
適当に食器を洗って、スウェット姿のまま、ポテチを片手にネット〇リックスを見る。あー至極。
今日こそは溜まりに溜まった韓ドラ見尽くしてやるぞ！
〜14時間後〜
あーーー、感動。私もイケメンに愛されたいー。
私だってイケメンによしよしされたい！ずるいずるい！！！
まあこんなこと考えてるうちは無理か。明日も撮影あるから早めに寝よっと。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 474人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ララリ | 作成日時：2021年1月17日 14時
