7話 ページ8
あぁやっぱり風呂嫌いだ！
水なんて嫌いだ！
髪乾かすのめんどくさいし！
乾かすの後でにすればとか思うかもしんないけど、家にいても右目は隠したいのよ！
御国の思ってる事知りたくないじゃん。
貴方「…なんか話題あった？」
御国「俺とジェジェであるわけないじゃん」
貴方「ですよねぇ」
ひょこっと顔を覗かせて言えばいつも通りに戻った御国の声が返ってきた。
良かった。戻った。
と思ったのも束の間。
ふと真剣な表情に戻って隣の椅子を引いた。
こういう時は大人しく従っとくのが良い。
椅子に座ると少し視線を泳がせて口を開いた。
御国「さっきさ…」
貴方「何？」
御国「さっき、俺の思考見た？」
あぁ、その話か。
あまりに真剣な顔するから今度は何かと思っちゃった。
貴方「いや、感情だけ。見るの嫌いだからそんなに多くの情報読んだりしたくない」
御国「そっか」
安心したようにふっと笑う。
いつも通りに。
貴方「なんで？」
御国「まぁ、色々？」
貴方「でも、問い詰めはするよ？」
御国「しなくていいよ」
貴方「今日は全部言うまで聞くつもりだから」
御国「あ〜はいはい。先にAが寝ることくらいわかってるけどね」
からかう様に口角を上げる。
本当の事だけど、悔しい。
貴方「あたしだってやろうと思えば夜起きれるもん！夜行性だし！」
御国「夜行性関係ないよね」
貴方「あるある！」
御国「昔は本当にそうだったけど最近そんなことないよ」
貴方「……実を言うと、御国暖かいからすぐ寝ちゃうんだよね」
えへ、と笑えば御国もくすくすと笑った。
やっぱりあたし達はこれが良いよ。
御国「それ本物の猫じゃん」
貴方「あたしちゃんと飼い猫ですけど？」
ツインテール外したら耳あるんだからね！
御国「つまり俺は猫を飼ってると」
貴方「そうそう。ってちょっと！」
するすると髪を解いていく。
あーあ。せっかく縛ったのに。
御国「いいじゃん。最近見てないし。飼い主の言う事は聞こうねー」
面白半分でそういう事言わないでくださーい。
猫って気まぐれだし、あたしも気分によって変わるし、何より犬と違って従順じゃない。
諦めよう…。見られるだけならいいよ。御国だし。
御国「触ってもいい？」
貴方「駄目」
こっちの身にもなれよ。
くすぐったいんだよ。
爽やかな笑顔で言ったから許されると思うなよ！
御国「昔はいいって言ったのに」
昔は昔だろうよ。
なんて言いつつも大人しく触られてやるしかないのだった。
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高木 真綾(プロフ) - 紅野さん» はいっ！りょーかいです( ﾟДﾟ)ゞ (2015年4月24日 21時) (
レス) id: 96ce31c9b0 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 高木 真綾さん» まだ完全にできてないので2話くらい出来たら見れるようにします！すいませんちょっと待っててください(_ _`) (2015年4月24日 21時) (レス) id: e1527b1bd2 (このIDを非表示/違反報告)
高木 真綾(プロフ) - 続編はパスワード制…なんですか…？ (2015年4月24日 7時) (レス) id: 96ce31c9b0 (このIDを非表示/違反報告)
もづ(プロフ) - 紅野さん» 無理はしないでね！？w次の更新も楽しみに待ってます！(´∀`*)ﾉ (2015年4月6日 1時) (レス) id: 9ec4b06f79 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - もづさん» 久しぶりの更新でしたwもうちょっと早く更新できるようにしたいですww頑張ります！w (2015年4月5日 23時) (レス) id: e1527b1bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅野 | 作成日時：2013年10月21日 22時
