好き?×36とお知らせ ページ40
もうすぐ話数がなくなるので、アンケートを取ります…!
『彼に好きとは言えない』について…
是非皆さんの意見を聞かせてください…!
以下本編です
________________________
太宰に連れられて街中まで来た。
その間無言。
貴方「あ、あの、太宰サン」
太宰「ちょっと黙って」
怒ってらっしゃる…?
そう思っているとふと人通りの少ない路地で足を止めた。
太宰「何で何時も何も言わずにあの蛞蝓のとこに行くかなぁ。毎回私の機嫌が悪くなるのわかっているだろう?」
貴方「だって…」
太宰「先に言っといてくれた方がイライラしないよ。何処にいるかはわかってるんだもの。でも何も言わずに行くから心配になるだろう?」
貴方「それは…ごめん」
太宰「わかってはいるよ。君が私を怒らせまいとしてやってるってことも」
私を抱き締めて小さく溜息を吐いた。
顔が見えないから何を考えてるのかわからない。
いや、見えたところでわからないけど。
貴方「……怒ってる?」
太宰「少しね」
やっぱりか。そりゃあんだけ……え?何?少し?
てっきりかなりって言われると思ってたのに。
貴方「…え、何で?」
太宰「それ驚くとこ?」
貴方「だって相当怒ってるかなって。無言だったし」
太宰「それは怒ってたんじゃなくて、その…耐えてただけ」
貴方「……耐えてた?」
太宰「あまりにも君が可愛いこと言うから」
何時?
可愛いこと?
何か言ったっけ?
貴方「………私何か言った?」
太宰「言った。先刻探偵社で、私以外の男に興味ないって」
貴方「あー…言ったね」
今思うと凄い恥ずかしい。
皆の前でよくそんな事言えたもんだ…。
太宰「ちゃんと私のこと好きなんだなぁって思ったらAの顔見れなくなっちゃって。でも社内でこんなことしようもんなら国木田くんの怒号が飛んでくるからね」
貴方「え、それだけのために…」
太宰「それに、体調大丈夫?」
貴方「え?」
太宰「だって私が怒るのわかってて泊まりまでするって事は相当飲んだってことでしょ?ってことは二日酔いで体調良くないんじゃないかと思ってね。それにちょっと顔色良くない」
流石太宰。
其処までバレちゃうか…。
貴方「そんなに酷くないから大丈夫。でも、これってサボり…?」
太宰「何言ってるのさ。ちゃんとお仕事って言ったでしょ?」
ニヤッと笑う彼。
これは本当みたいだ…。
どこに行くのやら…。
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自殺したい - 返信ありがとうございます!!私も今初めて小説を書いていますが難しいですね、、、。中3の頭ではキツいです、、。 (2017年10月30日 23時) (レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 自殺したいさん» ありがとうございます…!最近はペースが落ちてきてますが気長に待ってもらえると有難いです…! (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 味の素さん» 返信遅くなりましたが、ありがとうございます…! (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
自殺したい - めっちゃいい話ですね。。。大好き。。 太宰さんがかっこいいーー!!泣いちゃいました。何回見ても飽きな!! これからも頑張ってください! 続きを楽しみにしながら腕に包帯を巻いておきます!!! (2017年10月25日 16時) (レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
味の素(プロフ) - 更新がんばってください!応援しております! (2017年10月1日 22時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅野 | 作成日時:2017年8月25日 23時