最後のバイト�� ページ7
次はナヨンさん。
｢Aちゃん。春休みは一緒に働けなくてごめんね。でも夏初めて一緒に働いた時、この子出来る子だ！って思った(^^)また一緒に働きたいな。ファイティンだよ〜！！｣
初めての時は怖いってイメージしかなかったのに、いつの間にかお姉さん的存在になったナヨンさん。
ナヨンさん、体調大丈夫かな？
今度来た時に復活してくれてたらいいな。
次は…店長。
｢Aちゃんが辞めてしまうのは、とてもとても惜しいです。このまま就職しませんか？笑
また時々遊びに来てください。そして頑張ってください。｣
いつもの店長の喋り口調じゃないから、違和感しか感じない…けどいい店長さんだったな〜。
他にも、１回だけしか一緒に働いたことのない人からもメッセージが書かれていた。
食堂のおばさんたちからも。
私って、ちゃんとここの従業員だったんだな…
みんなに仲間って思えてもらってたんだ。
SE｢ヌナ、ホットク食べに来てね？｣
｢もちろんだよ！私もきっと、すぐにここのホットクの味が恋しくなると思う。｣
DO｢じゃあそしたら、焼きたてをたくさんあげる。｣
SE｢もちろん無料！｣
｢え、ダメだよ。そんなの。笑｣
SE｢いいのいいの。ほら、イーシンヒョンもやってたし。店長にバレなきゃいいの！笑｣
チャンさん、確かによくやってた。笑
私が行く度に無料でくれてたもんな〜。
セフンくんはチャンさんの真似をしてるのかな？
JM｢よし。じゃあ上がろうか〜！｣
最後だから、店長が見送りに来てくれたみたい。
ナヨンさんがここにいないのは残念だけど、チャンさんがいないのも……仕方ないけど。
でもみんなに見送ってもらえて嬉しいな。
｢今まで本当に本当に、お世話になりました。ありがとうございました。｣
SE DO JM｢またね！｣
SE｢ヌナ、約束でとぅよ？｣
｢うん！待っててね、セフンくん！｣
私は礼をしてお店を出る。
こんなにこんなに寂しいものなんだな。
チャンさんも、こんな気持ちだったのかな？
SE｢バイバーイ！！｣
私はみんなに、主に強く訴えかけているセフンくんに手を振って、しっかりと歩き出した。
……ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
ん。誰だろ？
私は急いでスマホを開く。
…ルハン先生だ。
｢もしもし？｣
LH｢A。会いたい。｣
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作者名：みわ | 作成日時：2017年2月15日 22時
