先輩の動揺�� ページ23
SE｢ヌナ…｣
｢定番のやつ、2つもらってもいいかな？｣
SE｢い、いいでとぅよ。｣
セフンくんが動揺したのが伝わってくる。
でとぅよって。笑
SE｢はい。オマケでもう1個でとぅ！｣
｢ありがとう！｣
私はセフンくんからホットクをもらう。
思わず頭を撫でてしまいたくなる笑顔を向けるセフンくん。
実にバブいよ。
…てか、なんか臭くない？
美味しいを通り越した、焦げた匂い…
DO｢あっ。｣
SE｢ヒョン！｣
DO｢焦げちゃった…｣
あーあ。
ギョンス先輩は全力でホットクを鉄板に押しつけていたみたいで、具材もベチャベチャと出てきていた。
それが焦げの原因だよ…
｢ギョンス先輩、ドンマイです。｣
DO｢う、うん。｣
行動にも口調にも動揺が出てきているギョンス先輩。
鈍感なAにはそれが分からないのであります。
｢じゃあ…帰りますね！ごちそうさまです。｣
SE｢バイバイ！ヌナ！｣
DO｢…｣
｢セフンくんもギョンス先輩もファイティン！特にギョンス先輩！笑｣
ルハン先生がお会計を済ませている間に、私はギョンス先輩に向かってファイティンポーズをしてみせる。
するとギョンス先輩は、ビクッとした様子で
DO｢ん、ありがと。｣
と素っ気ない返事をするのであった。
今日はギョンス先輩が冷たいなあ。
私の気のせいかな？
LH｢なんだかセフンくん？とギョンスくん？は面白いね。｣
歩き出してからすぐに口を開いたのはルハン先生で、さりげなーくついでに腕も組んでくる。
甘えん坊さんなのか、肉食なのかよくわかりません…
こないだはヨシヨシしてきたり。
先生は謎です。
｢あの2人はほんとに面白いですよ！セフンくんのでとぅって可愛いです。笑｣
LH｢好き？｣
｢う〜ん。セフンくんは弟みたいな感じ。ギョンス先輩はいじりがいのある先輩です！あ、ギョンス先輩は教師目指してるんですよ！もしかしたら、オッパと一緒に働くことがあるかもしれないですね〜！｣
LH｢ふーん。｣
なんだ。みんな今日は素っ気ないなぁ。
なんて思うAは、ルハン先生が嫉妬しているとはまったく気づいていないのであった。
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作者名：みわ | 作成日時：2017年2月15日 22時
