【42話】 ページ48
「師範…お話しませんか?」
「…あぁ……」
巳宵の有無を言わさぬ物言いに一瞬気おされつつも伊黒は返事をする。
冨岡はそこまで眺めると踵を返して自分に割り当てられた部屋へと戻っていった。
「…それで何の話だ」
「…私は話すことが苦手です…なので、かなり詰まったり、言い間違えたりするかとは思いますが、最後まで聞いてください」
「あぁ…」
「…師範、何で教えてくれなかったのですか…?私が師範のことを見た目だけで判断するとでも思いましたか…?…!すみません、師範はそんなことと思わないですよね……でも私は師範がどんな人であろうとその心の奥に隠れた優しさ、強さ、綺麗さを今のところ誰よりも知っています…知っているつもりです!…それに…!師範は世界一優しいです…!私に言わなかったのではなく、言えなかった、と私は考えています。…ですが最後に一つだけ言わせてください……どんな姿をした師範でも、師範_伊黒小芭内さまは世界一かっこいいです…!私のたった一人の唯一無二の師範です…!」
そう巳宵が言いきった瞬間、伊黒は目を見開き、そして今までに見たことのないほどの嬉しさ優しさを秘めた笑みを浮かべた。
「…ありがとな……やはりあいつの妹か…似たことを言うが妹の方が凄いな…」
なんて言って微笑むのである。
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時