【26話】 ページ30
刀鍛冶師が里に戻るので、見送ると、入れ替わりに隊服を持ってくる隠の方が来た。
「あ、隠の方ですか?上がってください」
「はい、ありがとうございます」
隠を家に上げると丁度、清志郎と伊黒が居間にやってきた。
「あぁ、巳宵の隊服ですね!ありがとうございます」
そういって清志郎はどんな感じか見ようとするが、持ってこられたのは露出度の高い、恥ずかしい隊服だった。
「どうです!このデザイン!可愛いですよね!」
「…えっと///その///」
「……なぁ、お前…巳宵がそんな破廉恥な服、着ると思うか?オレが着させると思うか?」
ニコニコしつつ、かなり怒っている様子の清志郎。
その横で伊黒は隊服を燃やしていた。
「こんなものは要らん…燃やしてしまえ。ちゃんとした物が無ければオレのを貸せばよい」
「あぁぁぁぁ!燃やさないで下さいぃぃぃぃ!」
「あ、えっと…?…あの……私、出来たらこんなのがいいんですけど…」
カオスな場面にかなり動揺してしまう巳宵だったが、そういえばこんな隊服がいいなと考えていたこともあったので、それを見せる。
すると、隠は早速巳宵の描いたデザイン案を見て、考え出す。
「おぉ!いいですねこれはこれで!では、これで作ってきましょう!」
そう言って一人立ち去って行った。
後日ちゃんと巳宵のデザイン案に沿ったものが届いたのは言うまでもない。
それを着てみるとかなり動きやすく、可愛らしかった。
清志郎は天使だとだけ言うと、ずっと眺めていた。
巳宵は意を決して伊黒にあることを頼んだ。
「あの…師範、最終選抜の時に貸していただいた羽織をもう一度貸して…いえ、いただけませんでしょうか?」
「…いいぞ」
「有難う御座います…!」
巳宵の隊服の上は皆と変わらぬ隊服だが、下は動きやすさを重視した膝ほどのプリーツスカートだった。
その上に伊黒と同じサイズの羽織を着ている。
そのためかなりぶかぶかだが、下のスカートのお陰で動きやすいが体のラインを見せず、相手に動きを読み取られにくくする効果も期待された。
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時