招待 ページ46
辰「酷い顔だな。今日はもう学校行かなくてもいいんじゃねぇか?」
『大丈夫、学校には行かないと』
私が泣き止んだら長幸は離してくれた。
辰「車で送ってやるぜ」
『ありがとう』
できるだけずっと二人と一緒に居たいから学校は休みたいけどできるわけない。
『今日バイトだ…』
巳「あぁ、それなら俺がこの間辞めさせといた」
『マジで?』
普通は怒るはずなんだけど逆に安心した。
巳「てか、その面で学校いけねぇだろ、顔洗って来いよ」
そんなにやばいの私の顔?
『…ちょっと洗ってくる』
私は洗面所に行き、鏡で見たところ本当にひどい顔だ、メイクはつけないけど目元が真っ赤で化け物みたいな顔になってる。
顔を洗いさっぱりし、二人のところへ戻ると、
辰「A、明後日、パーティーに出るぞ」と言われた。
パー…ティー…?
巳「この間の依頼人からパーティーがあるみたいで参加しないかって誘われたんだよ。
こういうの時々あるんだけど普通は面倒だから断るんだけどよ、兄貴がAのドレス姿みたいみてぇだから出席するって応えちまったんだよ。」
辰「んなこと誰も言ってねぇだろ、話をややこしくするんじゃねぇ。俺様はちょっと気分転換にいいんじゃねぇかと思っただけだ。」
巳「一応人影と逝女もってくか兄貴?」
辰「大丈夫だろ、なんかあったら飛んで帰ればいいしな。」
巳「そだな」
『まぁ、パーティーとかは行ったことないから興味はあるけど、どんなパーティーなの?』
巳「なんかのダンスパーティーみたいだぜ、今どきのディスコとかそういうんじゃなくて昔貴族とかやってたそっち系のダンスらしいぜ」
辰「依頼人のやつがパーティー好きでよ、なぜかあいつからよく依頼を貰うんだよな。まぁ金額は悪くねぇから俺様たちは問題ねぇけどな」
『へえ〜そういうパーティー少し興味あったんだよね、でもどうしよう、私踊れないよ。』
巳「ババアのクソつまらなかった稽古も役立つ日が来るなんて思いもしなかったな。」
辰「俺様たちは何度かそういうパーティーには行ったことあってよ、踊りはしなかったがババアからダンスの稽古も一応習ってたんだ。だから、ダンスの時は俺様がリードしてやるよ。」
巳「何言ってんだ、リードするのは俺に決まってんだろ」
辰「お前なんてろくに踊れねぇくせに何言ってんだ?
そろそろ学校行くか。」
『い、行ってきます』
はぐらかされた剛保はムスッとしながらでも私にいってらっしゃいと言ってくれた。
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LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» もちろんどうぞ! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - LawMidoLOVEさん» わぁぁあ!ありがとうございます! お話したいです!\(^∀^)/ ボード?に行ってもいいですか? (2018年2月21日 17時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» コメントありがとうございます!小説にはあまり自信がなくて「素敵」と言ってくれて本当にうれしいです!友達申請してくれるなんて歓迎です!読者さんとお話しできるなんて光栄ですよ! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - とっても素敵です! ごめんなさい!素敵な作品の素敵な作者様に、メッセージ?を送ろうとしたら、間違って友達申請してしまいました>< でも、もしよろしければ少しでもお話ししたいです>< (2018年2月20日 20時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - フェイロさん» ありがとうございます。更新頑張ります^^* (2018年2月2日 10時) (レス) id: 6acd1d082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LawMidoLOVE | 作成日時:2018年1月9日 7時