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-大貴 side-
それから数日、望美さんももちろん居るけれど、あれから特に変わったことは起こらず。
「なぁなぁキミ〜、ちょっと俺らとお茶しようよ〜」
望美「いえ、結構です」
「つめてぇな〜?もうちょい可愛げあった方がモテんぞ?」
望美「そうですね。あと、気安く肩に触んないでください」
「ちっ、さっきから生意気な口ばっか聞きやがって!」
ナンパしてた男の人が逆上して望美さんを殴ろうと振りかぶった。
このままじゃ望美さんが…!
大貴「い"っ…」
望美「薮…!?」
大貴「いてて…」
望美「何で私なんか庇ったのよ!アンタにあんな酷いことした奴なのに!」
大貴「酷いことされようが、望美さんは竹田さんの大事な妹さんだから…」
望美「…何か、優介がアナタを選んだ理由が分かった気がする…」
その後、竹田さんが迎えに来ているのを見つけた瞬間、後ろから背中を押された。
大貴「望美さん…?」
望美「この私が引いてあげるんだから、ちゃんと幸せにしてあげなさいよね!お兄ちゃん!!」
竹田「望美…!」
帰り道、何となく気まづくて、恐る恐る竹田さんの顔を見ると、
優しく微笑んで、俺の頬に手を添え、キスをされる。
竹田「そんな不安そうな顔しないで?望美も言ってた通り、俺が大貴くんを幸せにするから」
大貴「竹田さん…っ」
それから、やっぱり心配したお父さんにバイトを辞めさせられることになってしまったけれど、
でも凄く有意義な時間だったと自分では思ってる。
-竹田 side-
涼介「竹田さん!」
竹田「あ、涼介くん」
涼介「ここだけの話なんですけど…」
竹田「うん」
涼介「大ちゃんがバイトしてた理由、竹田さんの為なんです!」
竹田「え、俺のため?」
涼介「いつもデート代やプレゼント全額出してもらってるから、恩返ししたいって言ってたんです」
竹田「それで急にバイトを…」
そんな話、聞いちゃったら更に大貴くんのこと好きになっちゃうじゃん。
まぁ元から溢れ出るくらい大貴くんのことは愛してるけど。
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リクエストありがとうございました!
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のん - みぞれさん» 『裏』は、今回も必要以上に激しい行為にしちゃってください!(大ちゃんの初々しさは、そのままに・・・。)2つ目の竹田発熱完治後の、『裏』も期待しております♪明日が楽しみにしております♪ (2021年5月26日 22時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - みぞれさん» 明日のお話の、大ちゃんが父親に吐く暴言、何にしました?普段の大ちゃんが絶対口にしない様な、結構酷い言葉にして欲しいです(笑)ラストで、大ちゃんがわざとイチャイチャを父に見せつけるシーンは、普段とは全く違う態度の大ちゃんに困惑する竹田書いて欲しいです! (2021年5月26日 22時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - のんさん» リクエスト了解しました!書かせて頂きますね! (2021年5月26日 22時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
のん - みぞれさん» 以上です!長々と失礼いたしました。今回も何卒、よろしくお願いいたします!! (2021年5月26日 21時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
のん - みぞれさん» シーンを入れて欲しいです!こちらのお話は、是非長めでお願いしたいです!2つ目で、大ちゃんがどういう答えを出すのかは、作者様にお任せいたします。(※別れる以外でお願いいたします(笑))2つ目のお話は、全て大ちゃん目線でのお話にして欲しいです! (2021年5月26日 21時) (レス) id: cf51685787 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぞれ | 作成日時:2021年5月15日 0時