【ヒプノシスマイク】おい、こいつどうにかしろpart6

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｢……で、話ってなんですか？｣





わざわざ2人がこっちに来るなんて初めてだから、ただごとではないのかもしれない



そんな風に考えると少し緊張してしまう






｢今日は友達としてじゃなくて、客として用があんだよ｣

｢客？｣

｢乱数のことなんですが……｣

｢あー……
私乱数のことは本人から調べるなって言われ……｣

｢いえ、そうではなくて行方を探して欲しいんです｣

｢……え？｣

｢あぁ、別に行方不明とかではないんです
連絡しても出ないのでまた女性といるのでないかと思っていたのですが……｣

｢この前乱数に他の女とは最近会うのをやめてるって聞いたんだよ
だから、どこにいんのかなーって思ってな｣

｢なるほど……｣





今の話的にFling Posseのみんなで何か用があったのだろう



私は

『わかりました！
調べますね！』

と言って久々にパソコンに向かい合った



久しぶりとはいうものの、やはり身体は覚えていて勝手に手が動いていく


いくつか情報を絞り込み、今いるであろう場所はわかった



わかったんだけど……





｢一応わかりました｣

｢本当ですか？｣

｢その場所がちょっと……｣

｢……？
なんだよ｣

｢MAD TRIGGER CREW、左馬刻さんの事務所です……｣

｢……え｣

｢……は！？｣





驚くのは無理もないだろう



2人にそんな場所に行かせるのは危険だし……





｢私が代わりに行ってきますよ｣

｢い、いや、お前も危ないだろ！？｣

｢私は慣れてますから
似たような世界ですし
それに私の方が左馬刻さんとも仲良いですから！｣





そう言うと渋々納得してくれた



2人にまた後で連絡すると伝え、私は事務所へとやってきた

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