【ヒプノシスマイク】おい、こいつどうにかしろpart6

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朝、目が覚めればいつもと同じはずなんだけど、いつもよりも心が軽く感じた



昨日、Fling Posseのみんなに話せたことが思った以上によかったらしい



『何もなくてもいい』という言葉は私の心の中に深く刻まれていて、思い出す度に救われた気になる



そう言うのはちょっと言い過ぎなのかもしれないけど




心を入れ替えた今、店を再開するにはちょうど良い機会だと思い、再開することにした



お客さんは来るかどうか分からないけど、久しぶりにパソコンと向き合う



数も場所も何も変えていないパソコンは段々年季が入ってきているように感じる



そろそろ替え時なのかもしれない



そんなことを考えていると大きな音、少しすると扉が開いた



想像以上に大きな音に私は肩を震わせながらも見てみるとそこにいたのは左手に袋を手にした理鶯さんと……






｢その方は……藤原さんで合ってますか？｣

｢あぁ｣





なぜか理鶯さんに首根っこを掴まれている藤原さんがいた



藤原さんは引きつった笑いを浮かべながら、わたしを見ていた






｢事務所の扉の前で怪しい動きをしていたから気になってな
今銃兎を呼んだところだ
来るまで待たせてもらってもいいか｣

｢は、はぁ……｣

｢べ、別に怪しい動きなんてしてないからな
ただ話があっただけだ｣

｢話って……
よくあんなことしてて、普通に来ますね
軽蔑しますよ｣

｢はぁー……
そうなると思って迷ってたんだろ｣






ため息をつきながら話す藤原さんはこの前のことなんてなかったかのような雰囲気だった

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