黒の組織の蝶No.2 (ページ5)

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ベリーが43つページ5

ドンッ！

ガラガラガラッ！！

零「まずい！ビルが崩壊する！」

だがAが目を覚まさない
どうする！

どうする！

ここにいても助かる可能性はゼロだ

一か八か爆発を利用して隣のビルまで行けるか
いや、隣のビルまで何十メートルも離れている
一人なら行けるがAを抱えたままでは無理だ

零「クソ！どうする！！」

「れい、私を置いていきなさい！」

零「何を言ってるんだ！出来るわけないだろ！」

「貴方なら隣のビルまで行けるはずよ
二人して道連れになる必要はないわ」

零「絶対にAも助けてみせる！
だからもう少しだけ頑張ってくれ、助かるから」

考えろ！

考えろ！二人で助かる方法を

ガチャッ！

零「っ誰だ！」

べ「私よ、バーボン」

「ベルモット？どうして、ここに」

べ「今はそんな事話してる時間はないわ
私のバイクを貸してあげるこれがあれば向こうの
ビルまで行けるでしょう」

零「貴方は、どうするんですか」

べ「私のことを気にするよりもベリーを助けることに集中しなさい」

零「っありがとうございます
A、行くぞ」

バイクに跨り零は私を力強く抱いた

「ベルモット！なんで」

べ「貴方は私の大切な友人だからよ」

ベルモットの手には起爆装置がある
爆発の威力とバイクがあれば隣のビルまで行ける

でも、ベルモットは助からない

べ「行きなさい！」

零「捕まれ！！」

ドンッ！！！！！！！！

ガラガラッガシャン！

零「クッ、はぁはぁ届いた」

Aも気絶しているが息はある
早く病院に連れて行かないと！

零「もう少しだ、耐えてくれA」