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「A!答えてっ!」


「......えっ、と」


「昨日も今日も待ってたのに!なんでっ!?」


「なんで、って言われても......」


「俺、理由もなく置いてけぼりされてたの!?」




ああ........めんどくさい。




「もう......テヒョンっ!」


「なんだよ!」


「静かに!!」


「........はい」




こういう素直なとこは可愛いのに。




って......黙らせたのはいいけどどうしよう。




ていうか、なんで"気をつけ"してるの?




「......休め」




あ、脚崩した。




「......昨日来た時は、おばちゃんが
A具合悪くて寝てるって言ってたから
帰ったけどさ」




うん、そう言ってって
お母さんにお願いしたからね。




「で、今日は何?具合は悪くないよね?」




......お母さん、テヒョンの押しに負けたな?




「今日はなに?」




テヒョンのこの、強い目に弱い。




......すごい目ヂカラ。




「テヒョンが........」


「俺が?」


「......テヒョンが、くっ付いて来るから」


「は?」




......なにその反応。




「え、なに俺、そんな事で避けられてたの?」




"そんな事"じゃないよ。




女の子にとったら一大事だ。




「俺がくっ付くの、やなの?」


「イヤって言うか、」




.....育たなかったら問題ないけど。




「Aは俺が好きでしょ?」


「え」


「好きでしょ?」


「......うん」


「俺もAが好き!」




四角いお口して、
ニカっと笑うのにも私は弱い。




「じゃあ問題ないじゃん!」


「は」




どうしよう、
またテヒョンのワケわかんない理屈が......。




「よし!ウチ行こ!」


「え」




ウチじゃダメなの?




「ちょっ、テヒョン!?」




テヒョンは私の手をグイグイ引っ張ってく。





「おばちゃーーん!Aウチにいるからーー!」






ちょっと!何を勝手にーー!




.

3→←好きの証拠×テヒョン 1(みんみん)



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作者名:くたびれママ / みんみん x他2人 | 作成日時:2016年5月28日 0時

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