100.if…(from YC) ページ6
《if…(from YC)》
たっぷりチャンミンに怒られてから…やっと開放されて…ベランダにでた…
タバコに火をつける…
JJ｢俺にも…｣
いつの間にかジェジュンが隣にいた…
YC｢喉に悪いっすよ…｣
お前が言うの…？と言って…ジェジュンはあっは…と笑った…
JJ｢どっこ行ってたの…？｣
YC｢川…Aが…昔よく行ってたとこらしいっすよ…｣
ふーんと…言いながらジェジュンは煙を吐いた…
YC｢学生の時って言ってたから…何年前なんだろ…｣
俺の知らないAが…毎日…歩いていた場所…
YC｢学校が遅くなると…川沿いの道は真っ暗で…怖いから…いつも大声で歌いながら帰ってたらしいんすよ…｣
大声で…手を大きくふりながら…歩いてた…
Aは…バカでしょ？って照れて笑いながら話してくれた…
JJ｢あっは…かわいいことするね〜♪｣
うん…とジェジュンに返事をしながら…俺は煙を吐いた…
YC｢その時のAに…会いたいって思ったんすよ…｣
ジェジュンが…じっと俺の顔を見つめる視線を感じる…
YC｢そしたら…帰り道…怖がりなAの手を…俺が握ってやるのにって…｣
何を…言ってるんだろ…？俺は……
YC｢俺が…そばにいてあげるよって…言ってあげるのに…｣
A…
俺の方がバカみたいだよ…
ありもしない…《もしも…》を…考えてしまう…
もしもユノより先に…出会えていたら…
でも…同じか…？
俺が先に…Aに出会っていても…
ユノはAに恋をして…
Aは……
知りたいような…知りたくないような答え…
そもそも…答えなんかでないけど…
黙って聞いていたジェジュンは…しばらく隣にいて…
JJ｢風邪引いちゃうかっら…早く部屋に入れよ…｣
そういうと…部屋に戻っていった…
俺はまた一つ…夜の闇に…白い煙を吐き出した…
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：よーこ
| 作成日時：2010年11月16日 17時
