【華鬼】〜もう一人の花嫁〜

質問の嵐〜主人公サイド〜 ページ9

〜保健室〜


【貴方】『先程は本当にありがとうございました！(お辞儀)』


【水羽】『僕達は当然の事をしたまでだよ！』


【麗二】『そうですよ。。。怖かったですよね、ご無事で何よりです！どうぞ。。。落ち着きますよ(ｽｯ／お茶を渡す)』


【貴方】『ありがとうございます』


【麗二】『自己紹介しますね！私は、【高槻麗二】(たかつきれいじ)この学校の保健医です』


【光晴】『次は俺やな！俺は、【士都麻光晴】3年9組、この学校の執行部会長や！』


【水羽】『じゃあ僕も！【早咲水羽】(はやさきみなは)！神無と双子なら僕と一緒で1年生だね！あと、バスケ部です。よろしくね！僕達3人が君達の庇護翼。纏めて【三翼】(さんよく)って呼ばれる事が多いかな』



こうして、それぞれ自己紹介してくれたんだけど。。。



執行部会長・同級生・保健室の先生。。。


ねえ。。。



【貴方】『早咲君って男の子なんだ。。。』


【水羽】『よく言われる。。。けど、れっきとした男だよ！』



【貴方】『あたしは、雪原Aです！先程もお伝えしましたが【朝霧神無】の実の妹で双子です！』


【光晴】『確かに！目とかなんとなく神無ちゃんに似てるな〜！双子やから刻印も出たんやな。。。あのクソガキ！何故それも言わんのじゃ！』


【麗二】『神無さんより少し匂いが強いのが気になりますよね』


【貴方】『さっきの奴等にも言われた匂いってなんですか？それは。。。臭いってことですか？』


【光晴】『ちゃうちゃう！それは別な匂いの事や！』


【麗二】『それについてはお姉さんが来た時にお話ししますね』


【水羽】『ねえ！どうして神無とは名字が違うの？』


【貴方】『それは。。。ある事が原因で名字を変える事になり家族から離れる事になったんです』


【水羽】『そうなんだ。。。』


【貴方】『これらについては。。。姉が来た時に説明します！姉も知らない事なので』


そう。。。

あんな別れ方をしたんだもん。。。


お姉ちゃんも知りたいはず。。。


なんか高槻先生考え込んでる。。。



【光晴】『辛かったんやろうな。。。君の存在を知らなかったとはいえ、お姉ちゃんと同じ16年間辛い思いをさせてしもうてごめんな』


【貴方】『いえ。。。それはあなた方のせいでそうなったんじゃあないんですよね？【華鬼】という名の【鬼頭】があなた方に命令を出さなかったから悪いんですよね？』



3人の表情が変わった。。。

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