あんスタの恋愛小説 (ページ7)

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2年前… ページ7

今、私はお母さんと二人暮らし。2年前まではお父さんもいだんだけど、離婚した。だって…
2年前…

お父さんは、いつもお酒を飲んでいて、酔うとお母さんに手をあげる、つまり暴力を振るう人だった。その暴力に耐えかねたお母さんは、ある日お父さんに初めて反発した。すると、お父さんは…お父さんは…

お母さんの首をしめようとしたの…さすがに怖くなった私は、警察に電話をして。お母さんは、無事だったけど、私はそれから男の人に触れられるのが怖くなった。わたしは暴力を受けなかったんだけど、あの時の光景を思い出してしまって。
急に転校が決まって、そこが男子しかいないって知ったときは、すごく怖かった。でも、その思いを忘れたくて、お母さんを困らせたくなくて…。もう辛い思いをしてほしくなかったから。それで、ここに転校してきた。触れられるのを避けながら。毎日ビクビクしながら…

今、お父さんは刑務所。多分、当分は出てこれない。

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