じゅうろっく ページ17
月曜日
貴「.......くぁぁ.....」
眠い。今日は尋常じゃないくらい眠い
ずるりと足首に落ちた靴下を引き上げるのも面倒になってとぼとぼと通学路を歩いていると
操「きょわああ！！A！！なんて格好しているの！！！」
貴「いや叫び方よ」
操がこんな反応するのはおかしくなんかない
目の下に隈はあるし髪もろくにとかずして終いにはネクタイも結んでいない
一言で言うと、女子を捨てたような格好をしていた
操「......あぁ....何かあったようだけれど......取り合えず早く学校行くわよ！染谷くんにそんな格好見られていいの！？」
貴「ぅぇ〜？もう立ってるのも面倒くさいくらいなのに........」
操に急かされるがまま、私は道路を走った
ーーーーーーーーーーー
操「まったく、寝癖まで直さないなんてどういうこと？寝坊したときだってこんなに酷くないでしょう？」
貴「ごめんなひゃいぁ......」
操「.........え、まさか寝てないわよね？寝ながら喋ってないわよね？」
無論、寝ている
教室につくなり無理矢理椅子に座らされた私はコテで寝癖を直してもらっていた
寝癖はいいから寝かせて.....
操「ああもう！ネクタイ結びなさい！靴下も！あげて！」
貴「そんなこと言われても......」
多分火傷するんですけど。今動いたら
することはいので取り合えず足をぶらぶらさせていると
勇「あれ、A.......ﾌﾞﾊｯ」
貴「........ぬ、わあああ！！！？？勇次郎！！わわわ、見ないで見ないで！！」
顔酷いから今！！酷い格好してるから今！！
操にほら見ろ、と言わんばかりのため息をこぼされた
何もいえましぇん......
勇「ほら、足出して。靴下あげたげる」
貴「わい！？そんな！！いいよ！！」
取り合えず今は恥ずかしさが体を蝕んでいる
こんな状況でそんなシンデレラストーリーもどきをされたら確実に蒸発する。あの世へホームランされる
慌てる私を他所に勇次郎はしゃがみこんで私の足に手を付けた
勇「......ちょっと痩せてない？大丈夫？」
貴「そんな！？どうして私の足のサイズ知ってんの！？私のこんな大根足を！！！」
勇「............聞きたい？」
貴「.............遠慮しとくね」
なんか妙な感じを嗅ぎとったから止めておこう
まあ何かそういう機会があったのだろう。多分
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ゆい - 評価つけました！ところで「操」って読み方は”そう”か“みさお”のどっちですか？w (2018年12月1日 17時) (
レス) id: f8db7797b8 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ、あれに勝るイケメンってもうないと思います(笑)でもそう思って頂けたのなら光栄です(´フ`)ゝ (2018年5月16日 22時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 私も「恋をしよう」聞きましたけど、すごいイケメンでイケボでしたよねー！ソーダさんの作品も負けないくらいイケメンです (2018年5月16日 21時) (レス) id: 9ba27b7b63 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - 凛さん» いやあ....凛さんすみません。お詫び申し上げます(_ _)ﾍﾟｺﾘ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ - まきびしさん» ありがとうございます。まきびしさん！！いやぁ.....そんなことないですから....全部私の願望ですし。.......でも『恋をしよう』がイケメンでした！！！ (2018年5月16日 0時) (レス) id: 995cf675ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソーダ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年3月26日 16時
