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.
?「あ、あの・・・!」
「? 私ですか?」
?「ピアノ・・・綺麗でした」
「え・・・・?」
?「それでは・・・・!」
・・・・・・・・・・・
「・・・・またこの夢・・・」
誰だったんだろ。
14歳の頃に会った人。
急にピアノの綺麗って言ってきてびっくりしたからなー。
どこに住んでるのかすら知らないし。
仕事行かなきゃ・・・!
今日はゲームの仕事だから、1人での収録。
1人の方がキャストさんに迷惑掛けずに済むから楽だけど。
──────────────────
「お疲れ様でした」
そう言って、スタジオをあとにした。
次に向かうところは、本屋さん。
ちょっと気になった音楽の本があったから、見てみようとずっと前から思ってた。
実際、音楽関連のコーナーに行くと、思った以上に色んな本があった。
・・・めっちゃ迷う。
どうしよ。
「迷ってるの?」
「え?」
不意に後ろから声をかけられた。
後ろを向いた先にいたのは──、
「壮馬くん・・・?」
壮馬くんだった。
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作者名:藍花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/3c8fc251461/
作成日時:2018年7月20日 14時