今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:17,425 hit
小｜中｜大
第１０話 ページ14
雨の音で目が覚めた。
ご飯のいい香りがする。
「ふぁーわ。寝オチしちゃった。・・・何か寝られなかったな」
当たり前だ。あんな事があって寝られるはずがない。
でも、アカメに話してすっきりした。
「ご飯食べよう」
台所へ行くと、アカメがご飯を作っていた。
「やぁアカメ。皆は?」
「仕事に行った。お前が無理だと言ったら全員大騒ぎしていたぞ」
「そんなに?すごいな。てかアカメ話したの?!」
「サナエが疲れているから仕事を押し付けるな、と言っただけだ。何も話していない」
「よかった。あれでかなりメンタル削られたから」
「そうなのか」
笑顔を張り付ける。
辛い。
ユキナと死ねばよかった。
今頃悔いが出てくる。
情けない。バカすぎる。
「サナエ!聞いていたか!?」
「ごめん。聞いてなかった」
「サナエ、もう少し休め。考えすぎだ」
「うん」
やっぱりバカだな。私。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神楽 - 面白いヨ！続きが気になるネ！更新、頑張るヨロシ (2019年6月8日 22時) (
レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 楽しく拝見させていただいています、待ってますね！ (2016年12月12日 22時) (レス) id: eea9319d2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：塩キャラメルパン x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jintann/
作成日時：2016年8月9日 21時
