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『お邪魔しま〜す』



新しい隊士で、那田蜘蛛山ってとこに行った輩たちが大怪我して帰って来たんだと


その隊士の中に我が弟弟子のひとりがいる


あと、鬼になった妹を連れてる輩と猪頭の輩


不死川さんとこの弟としのぶさんの継子のカナヲちゃんも最近隊士になったんだったか



『我妻善逸〜』



あの子は凄く耳が良いから聞こえたかな?
とりあえず痛み止めの薬を貰おう


ほんとにしのぶさんすげぇよ……薬学者最高
そして美人じゃのぉ


ふと前から人の気配が来て避けた



獪岳「あ、」


『あ!何してんだい獪岳〜』


獪岳「チッ、どけよ」



そう言うとすぐに行ってしまった
めちゃ怒っていた



『おいちょ、ちょ、ちょ!お待ちなせぇよ』



ぜんっぜん聞いてないじゃん
なんかあったのかね?
愛してるって言い損ねたんだけど…



「アイツ調子乗ってるよな」
「実力は確かだけどさぁ」
「いや、でも壱ノ型使えねんだろ?」



私は瞬時に理解した。絶対に前から歩いてくる奴らのせいだろ



『獪岳の話ですか?』



サラッと会話に入るのが私の特技の一つ
多分私より隊員歴短いけど初対面に敬語は使うに限るよ



「あーそうそう」
「雷の呼吸は壱ノ型が一番肝心なんだよ。それができないくせに調子こいてんの」
「さっきそいつに一発入れたところ」



雷の呼吸の使い手(仮)の前でよく言えたな貴様ら…



『一発入れた…?隊律違反ですよねぇ、?』


「え?何?逆らっちゃうの?」

「チビだし女のくせに偉そうに」

「アイツの味方するの?」


『胸糞悪いったらありゃしないよ。私は獪岳の姉弟子だ。獪岳の頑張りを知らん奴らがとやかく言うなよ、
嫉妬かね?』



うわ、「コイツなんやねん」みたいな目で見てくる怖い



「オイオイ、先輩になんて口聞いてんだよ」
「やるか?あぁ?」
「女だろ?謝罪は体で…」


『キショいやめろ、私は獪岳一筋だしここしのぶさんの屋敷だし。私は今から獪岳のとこ行かないといけないんだ!ご機嫌取りだよ貴様らのせいd』


獪岳「余計なことすんなグズ!」



ドタドタと廊下を走って、私の口を塞ぎに来た獪岳



「おぉ、怖っ。この子は獪岳のことを思ってるのにそんなことしちゃうんだ〜」

「酷っ」


『んー!んんんー…(訳:獪岳!離せー)』


獪岳「黙れ、行くぞ」



私を担いで蝶屋敷から走り去る獪岳
とてもとてもはやーい








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作者名:鷲わし | 作成日時:2022年1月5日 0時

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