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見栄張って鬼ごっこの方がいいとか言ったけど、この
鬼さんとは隠れんぼしないと殺れない


しかも私が見つける側()



『呼吸使おうかねぇ…どっちの呼吸がいいと思う?福の神』


「オレニ聞クナ、早ク倒セ」


『へーい…雷の呼吸参ノ型 聚蚊成雷』



これは回りながら何度か切れるからどこにいても当たるだろう、当たったらどこにいるか分かるじゃんという思考でやった技



『ふひひひっ、みーつけた!』


「なっ!」



刀に木の葉や枝とは違う感触を感じた方を向いたら鬼の姿が見えた


また逃げられるのは厄介だから一気に間合いを詰めて仕留めた



「うぁあぁあぁ!そんな…僕は、、」


『呼吸使っちゃったよ…絶対筋肉痛だわ明日』



慈悲ないなコイツとか思うかね?いやいや、普通に斬っただけまだマシだよ
家に帰れるといいね、とは思うし


刀を鞘にしまって今日の任務は終わり
待ってろよ愛しの獪岳!!!


私は(獪岳の)家へ帰る足を速めた








『獪岳ー!!我が愛しき弟弟子!』



すると、家からドタドタドタッと音がした
ふふ、そんなに私に会いたかったのか



獪岳「ちょっとお前黙れ!恥ずかしくないのか?いや、恥ずかしいやめろ」


『照れてんの?』


獪岳「そういうことじゃねえよボケが」



とか言いながら家に上げてくれてご飯も用意されてるあたり……手馴れてんね、私の扱いに


部屋が少し暑かったから羽織を脱いで腕を捲った



獪岳「食ったらすぐ帰れよ」


『へいへい、いただきまーす』



相変わらず料理が美味しい
流石、ししょーのところで料理担当してただけある


私は洗濯物係だった。


というかさっきから凄い視線を感じる
熱い視線を……いや、全然熱くなかったわ
すんごい怖いわ



『私なんか付いてます?先に言うけど幽霊とかはやめてくれ』


獪岳「いや、腕」


『腕がなんだい、述語が欲しい』


獪岳「家で冷やせよ、、いや今すぐ冷やせ。お前わすれるだろ?」



あー、数時間前にちょっとよく分からない輩に殴られた気がするなぁそういえば


もう青くなってんのか、早っ


どこからか獪岳が氷水の入った桶を持ってきた
まさかそれに腕をぶっ込めと?鬼畜ぅ



『でも愛してる〜』


獪岳「お前、人に述語求められる立場じゃねぇだろ」


『主語と述語の次は修飾語ってやつを教えてあげよう!』


獪岳「いらねぇ、余計なお世話だ」



ご飯を食べ終わったら両腕を氷水に漬けられた
寒すぎるから抱きしめて←





七→←五



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作者名:鷲わし | 作成日時:2022年1月5日 0時

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