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今日もいつもと同じ夕日を見て、任務へ向かう


とある家の戸を開けた




『おそよう!今日もいい天気だ、可愛い弟弟子ー!
愛してるぞー!!』


獪岳「チッ…うるせぇな姉貴」




気だるげにふらふらと歩いてきたのは私の可愛い弟弟子の一人
獪岳である


舌打ちして不機嫌だけど出てきてくれるところ可愛い




獪岳「俺が出ねぇとお前が任務行かねぇから仕方なく来てんだよ馬鹿」


『思考も読めるあたり、さすが私の弟弟子
じゃ、また来るね獪岳!行ってきまーす』




これ以上は任務が押してしまうので、いつも早めに退散する




獪岳「気をつけ……聞けよ馬鹿姉貴、速すぎんだろ」




しっかり聞こえてるぞー


そう、私の一日はここから始まる











街に出るとあっという間に迷子になる
人は多いし曲がり角は多いし、迷わない方がおかしいよなこんなん




「A!ソッチチガウ!!」


『え?ここどこ?』


「ミギミギ、、イイカゲン地図ヨメルヨウニナレヨ」


『かたじけない!でも東西南北とか言われてもわかるわけな((グハッ』




私の鎹梟、「福の神」に猛禽類特有の爪で顔に一撃を食らわされた
飼い主に容赦はないのかね福の神さんよぉ




「ハヨイケ」


『うっす』




福の神の方が上手なのはこの一瞬で分かっただろう
お言葉が達者なこったい




鬼「お前、さては女だな?」


『うん、見て分かれよそれくらい!稀血だなの言い方だろ今のは!!』


鬼「女の肉は柔らかくて美味いんだよ、まぁお前は美味しく無さそうだな」


『うん、肉付きが悪いって遠回しに言ってくれてありがとう。そしてさようなり〜』




一応鬼殺隊の中で柱の一個前みたいな階級なもんで、その辺の雑魚鬼なら一瞬だよね


でも雑魚鬼にディスられるのはかなり心に来るんだよね!やめて欲しいかな!




『さぁて、今日こそは夜明け前に獪岳の家に滑り込んで愛を伝えるぞ!!』


「獪岳ナラ 明ケ方の任務ダカライナイゾ」


『私の楽しみを平然と奪うのほんと得意だよね』


「事実ヲ言ッタダケダ」




仕方なく自分の屋敷に帰ることにした
鬼殺隊って忙しいよね


無事に帰ってこいよ獪岳
いっそ私が任務に同行してやろうかなぁ




「オマエ夜明ケカラ日ノアタラナイ森ノ見回リ」


『早めに絶望を与えてくれてありがとう』






二→←ぷろふぃーる



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作者名:鷲わし | 作成日時:2022年1月5日 0時

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