第9話 悲劇の続き ページ10
Asibe
奴らに喰われて死んだって....
そういえばいいの....?
私は必死に知りうる限りの
言葉の中でなんと言うべきか
私の頭にあるものはそれだけだった
義母］!!....Aっ....!!!
私を見つけたお義母さんはすぐに私を
強く抱き締めて私の名前を何度も呼んだ
お義母さん....私にそんなに優しくしたら
お義父さんが奴らに喰われたなんて....
言えないよ....
お義母さんは抱き締めるのをやめた
義母］....大丈夫?怪我はしていない?
私は静かに頷いた
義母］!!良かった....貴女が無事で....
A、お義父さんは....?
来た....どうしよう....なんて言ったら....
なんて伝えれば....
私は気づけば涙を流していた
義母］....?A?泣いているの?
A］お義父、さん....は....私....庇って....
奴らに....喰われて....う....うぅ....っ....う....
義母］....!!!
お義母さんは再び私を抱きしめた
義母］....そう....もう大丈夫よ....大丈夫....
あの人の分まで....生き延びましょう....
大丈夫だからね....
お義母さんは声を出さずに静かに泣いていた
私のせいだ....私が....故郷になんか行きたい
っていうからだ....私は親を殺したも同然だ....
....ワタシノセイダ....
お義母さんは数ヶ月後に病に倒れ、あの日から
一年後にお義父さんの後を追うように亡くなった
------
Asibe
お義母さんの別れの儀から数日後
ショックで誰にも会っていなかった
いや、お義母さんなんて私が呼ぶ価値はない
そういえば、ジャンは元気かな?
別れの儀の日に見かけたくらいだっけ?
あれ、憶えていないや....
コンコンコンッ
....?お客さん?誰だろ?
??］A、俺だ。いるんだろ?開けてくれ
....?ジャン?なんで?
そう思いながら私は玄関を開けた
ジャン］....!!....よぉ、A....
A］どうしたの....?
ジャン］えっとぉ....その....
様子、見に来たんだよ....調子、どうだ?
A］いつも通り
ジャン］そうか....
A］上がって....?
ジャン］え?
A］....お茶くらいは出すから....
ジャン］あ、ああ....
私はジャンのために紅茶を入れた
イスに座ってるジャンの前に紅茶を出した
A］....どうぞ....
ジャン］....ありがとな....
ジャンは黙ってお茶を飲んだ
そういえばジャンとは一緒に遊んでなかったな
そりゃそうか、ずっと看病して来たからなぁ....
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まぬまのれ。 - 自分の作ってる小説にアクセス出来るようにしました!!今後ともよろしくお願いします!!!!(*^▽^*) (2019年6月14日 22時) (
レス) id: ba3e5bd60c (このIDを非表示/違反報告)
まぬまのれ。 - どうも、名前を変えた作者です。この小説の内容をガラッとかえて進撃の巨人の小説にします。オチはジャン・キルシュタインです。誠に勝手ですが、ご了承ください。 (2019年5月20日 18時) (レス) id: fbcc22e5fa (このIDを非表示/違反報告)
ルリ。 - いえ!!こちらこそ!!あと、入れて欲しい話とかあったら言ってください!!!! (2018年9月25日 6時) (レス) id: fa34880612 (このIDを非表示/違反報告)
梅原。(プロフ) - ルリ。さん» おっよかった。いえいえ、返信ありがとございます！ (2018年9月24日 22時) (レス) id: a9f1236a4e (このIDを非表示/違反報告)
ルリ。 - 梅っち!!!合ってるぜ!!!!コメントしてくれてありがとうございます!!!! (2018年9月24日 20時) (レス) id: 8106b84dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぬまのれ。 | 作成日時：2018年4月15日 11時
