【LDH】愛される最年少【E-girls】

お 兄 さ ま 方 . ページ4

『 お、わったぁぁあぁぁ ー 』




やりきった感と疲労の混じる声を出しながら伸びをするA




晴美「 A ...？ まだリハーサルだからね？ まぁ、何事も全力のAらしい ... 」



苦笑しながら晴美に言われるAは、てへっと愛らしく舌を出す



楓「 晴美 ー ！」



晴美「 楓ちゃん！ じゃあまたね、Aっ！ 」





『 うんっ 』



晴美を見送り、さて楽屋へ戻ろうとすると、



『 あれ？ A？ 』



聞きなれた声が後ろから放たれ、勢いよく振り返ると三代目メンバー全員がこちらを見ていた



「 さっ、三代目のお兄さま方 ... っっ！ 」




健二郎「お、お兄さま方って ... ! その呼び方やめろゆーてるやん。 恥ずかしゅーてならんわ 」




呆れたように笑う健二郎に慌ててAは反論する




『 だっ、だって、小学生の時からファンだったんですよ？！ 緊張しますよっ！！ 』




剛典「 やばぁー、まじAかわい .. 」




必死にお兄さま方呼びを認めて欲しいAを見て、剛典は片手で口を覆う。その横でボーカルの2人がニヤニヤしながらAを見ていた




『 隆二さんっ！ 臣さんっ！ なにニヤニヤしてるんですかっ？！ セクハラですよ！！ 』



隆二「 せ、セクハラっ？！ 」




広臣「 ひでぇな 」





隆二は若干傷つきながら、広臣は苦笑いを浮かべていた。




直人「 そうだぞっ！ 俺のAなんだからなっ 」




『 いや、直人さんのでもないですけどね 』




そそくさと、直己の後ろに隠れるA




『 直己さんのAですよね ー っ 』




直己「 えっ、めっちゃ嬉しい 」




にこっとAに笑いかける直己は父親のようだ





ELLY「Aっ、俺でもダメか？！ 」





『 もちろん ELLYさんもおーけーですよっ！ 』





直人「 うぅ、俺の扱いって ... 」




『 ふふっ、高校生ですよ？ Aは。もっといい女の人いるじゃないですかぁ 』




直人「 だって、だって ... 」




剛典「 直人さん ... ドンマイです 」




三代目メンバー全員がグッとガッツポーズを決めて見せた



『 あっははっ！ そろそろ行きますね、萩ねぇたちが待ってると思うので ！ 』



健二郎「 おー、またなー 」




広臣「 絶対会いに来いよ 」




『 臣さん ... 、それめっちゃきゅんきゅんします 』



広臣「 脈アリだな 」



ふっとドヤ顔の広臣を横目にAは楽屋に戻って行った

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