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8話 ページ8

三橋父「あの、貴志が普段 どういう生活してるのかも聞きたいし。


…って、女の子?!
母さん!大変だ!!

貴志が女の子連れてるよ!!」



なぜか今頃佐々木が視界に入った一郎は、焦ったように愛美を呼ぶ。


そんな彼らに、育ちは良い佐々木はニコニコと笑っているだけ。



三橋父「君、もしかして貴志のか、彼女?!」


貴女「いえ。三橋くんの"お友達"の佐々木です」


愛美「あらまぁ…可愛い子ねぇ!
貴志、こんな子どこで見つけたのよ」


三橋「いや、だから…」


三橋父「色々聞きたいからさ!
上がっていきなよ!」



'友達'という部分を強調して言うが、2人には聞こえていないようだ。


このペースにさすがの開久も困惑している。



三橋「親父 あの…、いらないって焼きおにぎり」


愛美「アンタまだ焼きおにぎりって言ってたの?!

だから言ったでしょう!
焼きおにぎりなんか食べないって!

若い子たちはみんなピザとかスパゲッティとかが好きなんだから!」


貴女「私はパフェとかプリンも好きです!」


愛美「確か冷蔵庫に焼きプリンがあった気がする。
貴志のやつだけど食べる?」


貴女「食べます!
三橋くんの焼きプリン食べます!」


伊藤「なにこの状況…」


愛美「ちょっと確認してくるわね」



2人のペースにいち早く順応した佐々木は、プリンをご馳走になろうとしていた。


冷蔵庫を確認しに行った愛美がふと炊飯器を開けると、中にあるはずのご飯がなくなっていた。



愛美「ちょっと〜!
夜ご飯の分のご飯全部使って!」


深澤「す、すみません…」



決して彼らは悪くないが、勢いあまって謝罪してしまった。



三橋父「謝ってんじゃねぇよ!男が簡単によ!

行ってこいよ!
ピザとスパゲティ食ってこいよ!!」


二村「…失礼します」


貴女「お邪魔しました!
また今度、プリン食べにきますね」


伊藤「ほら、挨拶はいいから行くよ」



なぜ自分たちが怒られたのか腑に落ちないまま、佐々木たちは三橋の家を後にした。

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あかね(プロフ) - (´・ω・`)さん» コメントありがとうございます!…なんか告白みたいですね笑 更新頑張ります! (2019年9月26日 21時) (レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
(´・ω・`) - ずっと前から大好きでした…更新無理しない程度に… (2019年9月26日 17時) (レス) id: 03f6bf06e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかね | 作成日時:2019年9月24日 10時

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