39話 ページ39
パッフェの目線までしゃがんでいたゴローは
佐々木の首元を見て何か気づいたように声をあげた。
ゴロー「紅野ちゃん 紅野ちゃん!
この子さっきの開久ってヤツと同じ学校だよ!」
紅野「へぇ〜、千葉県最恐?の学校にも女がいるとはねぇ。
って事は君、喧嘩できるの?」
ユタカ「おい!女にも手ェだすのかよ!」
貴女「あ、遠慮しておきますー」
岩田「まあまあそう言わずにさ!」
貴女「あの、本当に間に合ってるんでっ!」←
じわじわと詰め寄ってくる彼らから逃げろと本能が言っている。
身の危険を察知した佐々木は、
手に持っていたケーキを投げつけてその場から逃げた。
ゴロー「いってぇ!」
紅野「へぇ、なかなか面白い事してくれるねぇ」
投げたケーキは近くにいたゴローの顔面にクリーンヒット。
それにより火がついた東京の彼らは佐々木を追いかける。
貴女「えぇぇえ!?
追いかけてきてるしぃぃ!
私のケーキが命を払ったのにぃぃ!!」
全速力で走るが、ローファーでは限界がある。
そう判断して佐々木は持っていた鞄を投げつけ、ふたたび走り出した。
その鞄を拾った紅野たちは中を漁り、学生証を見つけた。
ゴロー「何あの子面白ろい子だねぇ〜」
紅野「ふーん、佐々木Aちゃんねぇ…」
ユタカ「女だろ。ソイツもやるのかよ」
紅野「ユタカちゃん!
この子は女だけど、俺らに鞄投げつけてくるようなヤツだよ?
やり返さなきゃ気が済まないでしょ」
この瞬間、彼らのターゲットの中に佐々木が追加された。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます!これからも更新頑張ります!! (2019年7月7日 15時) (レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー!!これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかね | 作成日時:2019年6月22日 20時