44話 ページ44
パリーンｯ！！
貴女「うわぁ！？」
佐々木が自分の部屋でゆっくりしていると、
突然 窓から石が入ってきた。
パッフェ「わんっわんっ！！」
貴女「え、なに？」
投げ入れられた石には 紙が巻かれており
開久のお姫様、
今から河川敷に来てください。
そう一言書いてあった。
貴女「…アイツらか？
こんな時間に投げてくるとか近所迷惑考えろよ」
パッフェ「くぅ〜ん」
貴女「片桐に一人で行動するなって言われたけど…、女だからって馬鹿にされたくない」
呼ばれたからには行くしかない。
そう判断した佐々木が支度をしていると、パッフェが心配そうにすすり鳴いている。
しかし、パッフェの心配をよそに、
自分は開久のＮｏ．３だ。
女だからってナメられたくない。
三橋を見返す。
その一心で、片桐の命令に背いた。
貴女「…パッフェ、一晩だけで良いから学校にいてくれる？」
パッフェ「わんっ！」
貴女「ふふっ、おりこうさん」
また家に何か投げ込まれたらパッフェに当たるかもしれない。
学校の方が安全だと結論づけた佐々木は、パッフェを抱えて家を出た。
学校は誰も居ないのか電気が着いていなかった。
佐々木は自分のソファの上にパッフェを下ろした。
貴女「パッフェ、本当にごめんね。
ここから動いちゃダメだからね？
もし寒かったらこれ掛けてね」
パッフェ「わんっ」
そう言い、手に持っていたパッフェ用に用意したタオルを
ソファの端に置いた。
溜まり場の扉を閉め、パッフェが出ないようにする。
貴女「さて、河川敷行きますか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
